令和8年度『ふくいイノベーションサークル』を開催しました

最終更新日 2026年8月19日ページID 064681

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概要

県では、県内高校生が県内の研究機関やものづくり企業における最先端の研究や技術に触れ、ものづくり分野への興味・関心を高めるとともに、将来の進路やキャリア形成について考えるきっかけづくりを目的として、下記のとおり「ふくいイノベーションサークル」を開催しました。

対象

県立の全日制、通信制、定時制高校の生徒
※教育庁高校教育課の協力で本事業を実施するため、県立高校生に限らせていただきました。

プログラム

(1)最先端ものづくり研究所におけるテーマ別の研究体験・施設見学

日時:令和8年8月3日(月曜日)
参加者:16名
内容:
下記3テーマについて、技術説明や研究設備の見学に加え、
研究の社会的意義についても説明を受けることで、
福井県で行われている研究への理解を深めました。
 1 金属3D造形(金属3Dプリンターによる部品の製造技術の開発)
  ┗ 研究詳細
 2 スマートテキスタイル(モーションキャプチャーを活用したウェアラブル製品の開発)
  ┗ 研究詳細
 3 炭素繊維複合材料(航空機のエンジン部品向けCFRP部材の開発)
  ┗ 研究詳細


午前の部:産業技術総合研究所 北陸デジタルものづくりセンター
3テーマそれぞれについて25分ずつの施設見学を実施しました。

金属3D造形の説明 モーションキャプチャーシステムの説明 炭素繊維複合材料の説明
金属3D造形の説明 モーションキャプチャーシステムの説明 炭素繊維複合材料の説明

産総研北陸デジタルものづくりセンターでは、産総研全体の説明に加え、
バインダージェット方式の金属3Dプリンターによる精密な造形や、
マーカーを必要とせずに人の動作を計測できるモーションキャプチャーシステム、
炭素繊維複合材料の繊維方向を評価するX線CT装置など、
実施されている研究内容や最新の評価機器について説明を受けました。
参加者からは、
服の振動がデータとして画面上に可視化される様子が印象に残った。
・3Dプリンターを使っている場所が印象に残った。
などの声がありました。


午後の部:福井県工業技術センター
3テーマごとの班に分かれ、各班70分間の研究体験を実施しました。 

工業技術センター説明 金属3D造形品の説明 造形品内部の観察
工業技術センターの説明 金属3D造形品の説明 金属3D造形品内部の観察

福井県工業技術センターでは、施設の紹介に始まり各テーマの班に分かれて研究体験をしました。
金属3D造形の班では、レーザー溶融方式の金属3Dプリンターだけでなく、
造形物内部の構造や欠陥を評価するためのX線CT装置を実際に稼働させながら説明していただきました。
参加者からは、
・実際に金属3Dプリンターで造形している場面が印象に残った。
炭素繊維複合材料の高い強度を実際に確認でき、とても驚いた。
などの声がありました。

(2)最先端ものづくり企業における工場見学とキャリアトーク 

日時:令和8年8月5日(水曜日) 
参加者:24名
内容:
最先端ものづくり企業2社を見学し、
それぞれの高い技術力や先進的な製造現場について説明を受けました。
また、 ものづくりには多様な業務があることを学び、
ものづくりに関わる仕事への関心を深める機会となりました。


午前の部:株式会社松浦機械製作所 武生事業所
  ┗ 工場見学の見どころ

松浦機械製作所企業説明 組み立て現場の説明 「きさげ」の説明
松浦機械製作所企業説明 工作機械組立現場見学 「きさげ」の実演

株式会社松浦機械製作所では、工作機械とは何かの説明から、
実際に工作機械の組立てを行っている現場や、
究極の精度を実現する人の手による作業(きさげ)を見せていただきました。
参加者からは、
・機械系だけでなく、幅広い分野の人が働いていることが分かった。
・製作の実演を見ながら説明を聞いたことが印象に残った。
などの声がありました。


午後の部:清川メッキ工業株式会社
  ┗ 工場見学の見どころ

清川メッキ工業企業説明 撥水めっきの実演 半導体めっき説明
清川メッキ工業企業説明 撥水めっき機能の体験 半導体めっきの説明

清川メッキ工業株式会社では、めっきはあらゆるものに施されていて、
装飾だけでなく様々な機能を付加していることを説明いただき、
半導体や極小部品へのめっきなど多種多様なめっきを行っている現場を見せていただきました。
参加者からは、
・撥水めっきについてとても応用性があると思った。
・福井に根付いた企業で、働いてみたいと感じた。
などの声がありました。

各プログラムへの参加者の声

プログラム(1)について
・ものづくりに対する興味が深まった。
・産総研で説明を聞いて内容を把握した後に工業技術センターで体験できた点がよかった。
・実際に3Dプリンターを使って製品ができていく過程を見学することができた。

プログラム(2)について
企業の研究室を見学できたことで 、福井の科学技術をより身近に実感できた。
・企業の魅力を知ることができた。イメージとは違う点も分かって良かった。
・作業の様子を見る時間が十分にあって良かった。

 

 

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