県民衛星「すいせん」について

最終更新日 2023年2月6日ページID 051532

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県民衛星「すいせん」について

 ・県民衛星「すいせん」は福井県民衛星技術研究組合が製造した超小型人工衛星です。
 ・2021年3月22日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打上げられました。

 【製造の目的】
  (1)衛星製造を通した、県内企業への衛星製造技術の習得
  (2)「すいせん」のデータを活用した衛星データ利活用ビジネスの創出   

 

「すいせん」ができること

 ・「すいせん」の大きさは、約60×60×80センチ。重量は約100kg。
 ・内部に望遠カメラを搭載し、宇宙から地上を撮影することができます。
 ・約2週間毎に同一地点の画像を撮影します。
 ・画像の解像度は2.5m/pixelです。(2.5m四方が何色かを判別できます)

 「すいせん」の仕様

 

「すいせん」データ活用事例

 福井県では、「すいせん」が撮影する衛星画像の様々な行政業務における利活用を推進しています。
 活用事例や研究活動の様子、「すいせん」が撮影した季節の画像等について順次紹介していきます。

 

 ・三方湖の水草(ヒシ)繁茂状況のモニタリングに活用しています(2022年12月14日)
 ・大雨時の被害の様子が確認できました(2022年12月14日)

 ・大麦の収穫時期を予測する研究を行っています(2023年1月10日)
   農業試験場 公式Youtubeチャンネル「現場WATCH」新番組『New深掘り』で研究成果の
       動画が公開されています。
    第1弾 農業分野での衛星データの活用
         ~研究成果を分かりやすくお伝えします~     
             https://www.youtube.com/watch?v=DRTpBwskmMM

 ・「すいせん」/ALOS-2データを用いて危険エリアの絞り込みを行っています
     (2023年3月7日)

 ・樹種および伐採跡地の分類を行っています(2023年3月7日 
 ・一乗谷朝倉氏遺跡内のデジタル地図を公表しています(2023年3月7日)
 ・足羽山の竹林を判別しています(2023年3月27日)

 

「すいせん」データのサンプル提供

 県民衛星「すいせん」もしくは「すいせん」と同仕様の衛星が撮像したデータを無償で提供することができます。
 詳細はこちら
 

衛星画像利用システムについて

 衛星画像利用システムは、福井県民衛星技術研究組合が開発したソフトウェアです。福井県は、モデルユーザーとしてシステムを活用し、行政分野における衛星データの利活用を推進しております。
 

 衛星画像利用システム紹介映像((株)ネスティ youtubeチャンネル)
 system bannar

 

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