ワクチン接種による副反応

最終更新日 2021年3月22日ページID 047450

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 一般的にワクチン接種後には、ワクチンが免疫をつけるための反応を起こすため、接種部位の痛み、発熱、頭痛などの「副反応」が生じる可能性があります。これらの副反応は、多くの場合数日以内に回復しています。数日たっても回復しない場合、かかりつけ医や接種医療機関等の身近な医療機関に受診をご検討ください。

主な副反応の症状

・接種後すぐに現れる可能性がある症状

アナフィラキシー 起こることは極めてまれです。
薬や食べ物が体に入り、短期間で起こるアレルギー反応です。
じんましん、腹痛や嘔吐、息苦しさ等が急に起こり、
血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合もあります。
血管迷走神経反射 誰にでも起こる可能性がある体の反応です。
ワクチン接種に対する緊張や強い痛みをきっかけに立ちくらみがしたり、血の気が引いて気を失うことがあります。
通常、横になって休めば自然に回復します。

・接種後数日以内に現れる可能性がある症状

これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
より詳しい情報はこちら ファイザー社製 武田/モデルナ社製 アストラゼネカ社製 
初回(1・2回目接種)
ファイザー社製、武田/モデルナ社製ワクチンでは、疲労や関節痛、発熱など、1回目接種後より2回目の方が頻度が高い症状もあります。
アストラゼネカ社製ワクチンでは、疲労や筋肉痛、発熱など、2回目接種後より1回目の方が頻度が高い症状もあります。

発現割合 ファイザー社製 武田/モデルナ社製 アストラゼネカ社製
50%以上 接種部位の痛み、疲労、頭痛 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 接種部位の痛み、疲労、頭痛
10%~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ 関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑 倦怠感、悪寒、関節痛、吐き気、接種部位の熱感、かゆみ
1%~10% 吐き気・嘔吐 接種後7日目以降の接種部位の痛みや腫れ、紅斑 発熱、嘔吐、接種部位の腫れ・発赤・硬結、四肢痛、無力症

追加接種(18歳以上)
ファイザー社製、武田/モデルナ社製のワクチンについて、3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目接種後と比べると一部の症状の出現率に差はあるものの、おおむね1・2回目と同様の症状がみられました。
なお、武田/モデルナ社製のワクチンにおける3回目接種は、1・2回目接種で用いた量の半量となり、2回目接種後と比較して、発熱や疲労などの接種後の症状が少ないことが報告されています。

発現割合 ファイザー社製
(2回目→3回目接種後の症状)
武田/モデルナ社製
(2回目→3回目接種後の症状)
50%以上

接種部位の痛み(78.3→83.0%)、疲労(59.4→63.7%)

疼痛(88.3→83.8%)、疲労(65.4→58.7%)、頭痛(58.8→55.1%)
10%~50% 頭痛(54.0→48.4%)、筋肉痛(39.3→39.1%)、悪寒(37.8→29.1%)、関節痛(23.8→25.3%) 筋肉痛(58.1→49.1%)、関節痛(42.9→41.3%)、悪寒(44.3→35.3%)、リンパ節症(14.2→20.4%)
1%~10%

38度以上の発熱(16.4→8.7%)、腫脹(6.8→8.0%)、発赤(5.6→5.9%)、リンパ節症(0.4→5.2%)

38度以上の発熱(15.5→6.6%)、腫脹・硬結(12.3→5.4%)、紅斑・発赤(8.7→4.8%)

なお、英国の研究では、3回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目と同じワクチンを接種しても、異なるワクチンを接種(交互接種)しても安全性の面で許容されることが報告されております。

追加接種(12~17歳)
米国では、3回目接種後7日以内の副反応は、2回目接種後と同様の症状が、同じかやや高い頻度で現れると報告されています

発現割合 ファイザー社製
(2回目→3回目接種後の症状)
50%以上 接種部位の痛み(76.0→80.0%)、疲労(58.7→58.5%)、頭痛(56.0→55.9%)
10%~50% 筋肉痛(40.9→46.2%)、発熱(38.3→35.5%)、悪寒(27.8→32.6%)、関節痛(16.9→19.7%)、悪心(18.8→18.9%)、腫脹(14.1→18.8%)、発赤(8.4→10.2%)
1%~10% 腹痛(9.3→8.5%)、そう痒(7.3→7.4%)、下痢(4.5→3.5%)、嘔吐(2.7→2.3%)、発疹(1.5→1.2%)

 

・ごくまれに起こる可能性がある症状
ごくまれに、以下の症状を発症した例が報告されております。次のような症状があればすぐに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。

心筋炎・心膜炎

ファイザー社製、武田/モデルナ社製のワクチンを接種後発症した例が報告されております。

胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状がみられます。
これらの症状は接種後数日以内に起きる例が多いです。
10代・20代男性のワクチン接種後の心筋炎・心膜炎についてはこちら

血小板減少症を伴う血栓症

アストラゼネカ社製のワクチンを接種後発症した例が海外で報告されております。

持続する激しい頭痛、目のかすみ、息切れ、けいれん、胸の痛み、足のむくみや痛み、持続する腹痛、接種部位以外の内出血(あざ)などの症状がみられます。
これらの症状のほとんどは接種後28日以内に起きることが多く、また2回目の接種後よりも1回目の接種後に起きることが多いです。

毛細血管漏出症候群

アストラゼネカ社製のワクチンを接種後発症した例が海外で報告されております。

手足のむくみ、低血圧などの症状がみられます。

〔参考〕厚生労働省ホームページより 新型コロナワクチン接種のお知らせ(ファイザー・モデルナ) 
                  新型コロナワクチン接種のお知らせ(アストラゼネカ)
                  追加(3回目)接種に使用するワクチンについてのお知らせ
                  追加(3回目)接種のお知らせ(12~17歳の方へ)

先行接種者の健康観察の結果(抜粋)

ファイザー社製(コミナティ)

初回接種 
・接種部位の痛み
  接種部位の痛み等については、1回目接種後、2回目接種後ともに約90%の方が発症しています。

 接種部位疼痛
 ・頭痛、倦怠感、発熱等 

 2回目接種後53.1%の方が頭痛を、68.8%の方が全身倦怠感を、38.1%の方が発熱を発症しております。
   頭痛や全身倦怠感、だるさなどの症状については、1回目より2回目の方が発生頻度が高くなります。
 また、高齢者の方が比較的副反応の出る頻度が低くなっております。

頭痛

だるさ

発熱

出典 厚生労働省ホームページより 健康観察日誌集計の中間報告(令和3年9月10日)

 

追加接種(初回接種でファイザーを接種した方)
・接種部位の痛み
 接種部位の痛みについては、3回目接種後も約90%の方が発症しております。

疼痛pp
・頭痛、倦怠感、発熱等
   3回目接種後55.0%の方が頭痛を、69.2%の方が全身倦怠感を、39.9%の方が発熱を発症しております。

 頭痛pp
だるさpp
発熱pp

出典 厚生労働省ホームページ ファイザー社ワクチン初回接種者に対する3回目接種後中間報告(令和4年4月13日)

追加接種(初回接種でモデルナを接種した方)
・接種部位の痛み
 接種部位の痛みについては、3回目接種後も約85%の方が発症しております。
疼痛MP

・頭痛、倦怠感、発熱等
   3回目接種後55.4%の方が頭痛を、66.7%の方が全身倦怠感を、37.0%の方が発熱を発症しております。
頭痛MP
倦怠感(MP)
発熱(MP)

出典 厚生労働省ホームページ モデルナ社ワクチン初回接種者に対する3回目接種後中間報告(令和4年5月13日)

 

武田/モデルナ社製 

初回接種
接種後の副反応について、接種部位の痛みは年齢が高いほど発生頻度が高くなる傾向にあります。その他の症状(発熱、全身倦怠感、頭痛)は、年齢が若いほど発生頻度が高くなっております。

モデルナ

1回目接種後7日目ごろから、発赤、かゆみを伴う遅延性皮膚反応が発現することがあります。
発赤(モデルナ)
かゆみ(モデルナ)

 出典 厚生労働省ホームページより 健康観察日誌集計の中間報告(令和3年12月3日)

 

追加接種(初回接種でファイザーを接種した方)
・接種部位の痛み
 接種部位の痛みについては、3回目接種後も約90%の方が発症しております。
疼痛pm
・頭痛、倦怠感、発熱等
   3回目接種後68.5%の方が頭痛を、79.7%の方が全身倦怠感を、66.7%の方が発熱を発症しております。
頭痛pm
だるさpm
発熱pm
出典 厚生労働省ホームページ ファイザー社ワクチン初回接種者に対する3回目接種後中間報告(令和4年4月13日)

追加接種(初回接種でモデルナを接種した方)
・接種部位の痛み 
 接種部位の痛みについては、3回目接種後も約85%の方が発症しております。
疼痛(MM)

・頭痛、倦怠感、発熱等
   3回目接種後53.4%の方が頭痛を、65.3%の方が全身倦怠感を、48.9%の方が発熱を発症しております。
頭痛(MM)
倦怠感(MM)
発熱(MM)

出典 厚生労働省ホームページ モデルナ社ワクチン初回接種者に対する3回目接種後中間報告(令和4年5月13日)

アストラゼネカ社製(バキスゼブリア)

接種後の頭痛、倦怠感、発熱などの副反応については、年齢が若いほど発症頻度が高くなる傾向にあります。また、2回目接種後の発熱等の発症頻度は1回目より低いように見受けられました。
疼痛(アストラ)

 頭痛(アストラ)
だるさ(アストラ)
発熱(アストラ)

 出典 厚生労働省ホームページより 健康観察日誌集計の中間報告(令和3年12月24日)

 

副反応疑い報告の状況

ファイザー社製ワクチンの副反応疑い報告

 副反応のうち、ワクチン接種後に発生した特定の症状(アナフィラキシー)や、ワクチン接種との関連を否定できない重篤な症状などは、医療機関から国に報告され、専門家による評価を行っております。

医療機関から副反応の疑いがあるとして報告された件数(令和4年4月17日まで)
12歳以上

接種回数 副反応疑い報告数 うち重篤報告数

205,121,596

28,484(0.0139%) 6,197(0.0030%)

小児(5~11歳)

接種回数 副反応疑い報告数 うち重篤報告数
1,217,645 29(0.0024%) 5(0.0004%)

出典 厚生労働省ホームページより 予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告について

死亡として報告された事例(令和4年4月17日まで)

因果関係評価 件数
ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの 0
ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの 9
情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの 1,540

出典 厚生労働省ホームページより 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

武田/モデルナ社製ワクチンの副反応疑い報告

医療機関から副反応の疑いがあるとして報告された件数(令和4年4月17日まで)

接種回数 副反応疑い報告数 うち重篤報告数
59,496,686 4,794(0.0081%)

934(0.0016%)

出典 厚生労働省ホームページより 予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告について

死亡として報告された事例(令和4年4月17日まで)

因果関係評価 件数
ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの 0
ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの 1
情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの 139

出典 厚生労働省ホームページより 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

アストラゼネカ社製ワクチンの副反応疑い報告

医療機関から副反応の疑いがあるとして報告された件数(令和4年4月17日まで)

接種回数 副反応疑い報告数 うち重篤報告数
116,907 16(0.0137%)

11(0.0094%)

出典 厚生労働省ホームページより 予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告について

死亡として報告された事例(令和4年4月17日まで)

因果関係評価 件数
ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの 0
ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの 0
情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの 1

出典 厚生労働省ホームページより 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

副反応に関するより詳しい資料などは、以下をご覧ください。

 〔参考〕厚生労働省ホームページより 

   ▶厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) ※これまでの厚生労働省の審議会の資料などが閲覧できます。

10代・20代男性のワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について

 10代・20代男性では、接種後の心筋炎・心膜炎が疑われる副反応の報告について、ファイザー社よりも武田/モデルナ社のワクチンにおける報告頻度が高くなっております。
 新型コロナウイルス感染症により心筋炎や心膜炎を発症する確率は、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を発症する確率と比較して高くなっております。
心筋炎グラフ
 出典 厚生労働省ホームページより 心筋炎関連事象疑い報告の状況について
                  10代・20代男性と保護者の方へのお知らせ~新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について~

 副反応に係る相談窓口

副反応等の専門的な相談については、福井県新型コロナワクチン接種相談センターにお電話ください。
新型コロナワクチン接種相談センター
●TEL:0776-20-2210
 FAX:0776-20-0797
●受付時間
 24時間(土日、祝日含む)

副反応等の医学的知見が必要な相談のみお問い合わせください
※その他の相談については、お住まいの市町のコールセンターにお問い合わせ願います。
  問い合わせ先一覧はこちら
     

ワクチン接種後の副反応等に対応する医療体制

 新型コロナウイルスワクチン接種後、副反応を疑う症状を認めた場合、接種を受けた方は、まずは、身近な医療機関を受診することになりますが、さらなる対応が必要な場合は、身近な医療機関が紹介する専門的な医療機関において、診療等を受けていただきます。

 副反応に対応する医療体制の確保

健康被害救済制度

新型コロナウイルスワクチン接種後に副反応による健康被害が生じた場合についても、一般的なワクチン接種と同様に予防接種法に基づく救済制度が適用されます。
救済制度とは、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができる制度です。

詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。

 

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