【妊婦対象】RSウイルスワクチンについて

最終更新日 2026年3月10日ページID 063162

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【お知らせ】RSウイルスワクチン定期接種について

 令和8年度より、妊婦の方を対象としたRSウイルスワクチンの定期接種が実施されます。
RSウイルスワクチンを妊娠中に接種することで、乳幼児の肺炎・細気管支炎の主要な原因であるRSウイルスの感染を防ぐことができます。
 

定期接種の対象者

 接種時点で、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方
※過去の妊娠時にRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象になります。
 

接種スケジュール

 妊娠28週0日から36週6日までの間に1回接種
※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師に相談してください。
 

ワクチンの接種方法と費用

  • 定期接種はお住まいの(住民票のある)市町で実施されます。
  • 接種できる場所や費用について、詳しくはお住まいの市町にお問い合わせください。
  • 里帰り出産によりお住まいの市町以外での接種を希望する場合についても、お住まいの市町にお問い合わせください。
  • 福井県広域的予防接種についてはこちら
    (「かかりつけ医が別の市にいる」、「里帰り出産で一時的に違う町に帰省している」などの場合、県内の指定医療機関であれば、お住まいの市町以外のかかりつけ医や、帰省先の近くの医療機関で予防接種を受けることができます。

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RSウイルス感染症とは

  • RSウイルスは小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、2歳までにほぼ全ての乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度
    は感染するとされています。
  • 感染すると、発熱、鼻水、咳などの症状が出現し、初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、重症化することがあります。
  • 2010年代には、年間12万人~18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3万人~5万人が入院を要したとされています。
 

使用するワクチン(母子免疫ワクチン)について

  • 生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。
  • 母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて乳児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルスに対する予防効果を得ることができるワクチンです。RSウイルスの定期接種では、母子免疫ワクチンを使用します。
  • RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種することにより、RSウイルスワクチンの成分は胎児には移行しないとされています。
  • RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンとして組換えRSウイルスワクチン(ファイザー社のアブリスボ®)があります。
  • 組換えRSウイルスワクチンのうち、アレックスビー®(GSK社)は母子免疫ワクチンとして用いることはできません。

 

ワクチンの効果

 妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児にRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。
 
 
有効性(※1)
日齢0日~90日 日齢0日~180日
RSウイルス感染症による医療受診を
必要とした下気道感染症(※2)の予防
6割程度の予防効果 5割程度の予防効果
RSウイルス感染症による医療受診を
必要とした重症下気道感染症(※3)の予防
8割程度の予防効果 7割程度の予防効果 

※1 妊娠24週~36週の妊婦を対象としています。
※2 肺炎、気管支炎等の感染症
※3 医療機関への受診を要する気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸、SpO2 93%未満、高流量鼻カニュラまたは人口呼吸器の装着、4時間を超えるICUへの収容または無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。

 

ワクチンの安全性

  • ワクチンの接種後に副反応がみられることがあります。主な副反応には、接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛があります。
  • ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症候群の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したというものもありますが、解釈には注意が必要であるとされています。
  • 接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
    (参考)「予防接種健康被害救済制度について」(厚生労働省)
 

他のワクチンとの同時接種について

 医師が必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。
 

リーフレット

(表面)                 (裏面)
RSウイルス母子免疫ワクチンリーフレット1      RSウイルス母子免疫ワクチンリーフレット2
 

リンク

 

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