このページは、平成２９年４月８日（土）に福井市で行われた、福井県営体育館完成記念式典での知事あいさつをまとめたものです。

　本日、福井県営体育館完成式典、2017県民スポーツ祭総合開会式、福井国体・障スポ選手激励会の開催にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

　いよいよ来年の開催となる「福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」に向け、建設工事を進めてまいりました新しい県営体育館が完成しました。

　本日は、議員の皆様をはじめ、市町、競技団体、国体・障スポ選手、施工業者の皆様など、多くの皆様にご臨席いただき、心より厚くお礼申し上げます。

　新しい県営体育館は、規模を大幅に拡大し、福井の豊かな森林をイメージしたロビー、約４，０００人の観客が収容可能なメインアリーナを備えています。また、トレーニング室など様々な室内スポーツに対応できる施設を備え、バリアフリーにも配慮した施設となっています。

　国体では、バスケットボールとハンドボール、障スポでは車椅子バスケットボールの会場となります。福井県では、障害の有無にかかわらず、すべての人がスポーツを通じて交流できる大会を目指し、二つの大会の融合を推進しており、まさにこの体育館において、全国で初めての試みとして、車椅子バスケットボールを国体期間中に実施します。

　なお、今回、同じくテニス競技の会場となる、コート16面を備えた新しい県営テニス場も完成し、これで運動公園の体育施設が全て完成し、本格的に供用していただくことになりました。本番では、総合優勝を目指し、熱戦を繰り広げていただくことを期待します。そして、この体育館と運動公園を本県のスポーツ振興の拠点として、多くの皆さんにご利用いただきたいと念願しております。

　また、県内最大のスポーツの祭典「２０１７県民スポーツ祭」が、国体デモンストレーションスポーツなどを取り入れ、本日をスタートに１年間、県下全市町において開催されます。選手の皆様の御健闘をお祈りいたしますとともに、県民の皆様に、いろいろなスポーツを体験し、健康づくりに役立てていただきたいと思います。

　結びになりますが、本日ご臨席の皆様に改めて厚くお礼申し上げますとともに、福井国体・障スポにおきまして、今後とも皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございます。