「ふくいの食まるごとフェスタ2011」オープニング知事あいさつ

最終更新日 2011年11月19日ページID 015987

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このページは、平成23年11月19日(土)に県産業会館で行われた「ふくいの食まるごとフェスタ2011 」オープニングでの知事のあいさつをまとめたものです。


 皆さん、おはようございます。福井県知事の西川でございます。今日は、「ふくいの食まるごとフェスタ2011」に、県内外から多くの方にお越しいただき、厚く御礼申し上げます。
 また、この開催に御尽力をいただきました関係各位を代表して、あいさつ
・福井県農業協同組合中央会 山田会長
・福井そばルネッサンス実行委員会 中出会長
・福井県経済農業協同組合連合会 佐々木理事長
・福井県信用金庫 大久保理事長
・福井テレビジョン放送株式会社 光野社長
さらには、本県と交流のある台湾から
・台北駐日經濟文化代表處 余經濟組長
にお越しいただきました。改めて感謝申し上げます。
 さて、秋も深まり、福井の海の幸、山の幸が一層おいしい季節になりました。今日のイベントは、本県の食の魅力を県内外に広く知っていただき、また味わっていただこうと、各地の旬の特産品の試食・販売や、県がこれまで行ってきた食育や地産地消に関する活動を総合的に紹介する初の試みであります。
 イベントのテーマは、食に関わる「人」「モノ」「情報」の交流であります。まず、「人」の交流でありますが、例年好評を博しております「ふくい新そばまつり」では、県内10の団体によるそれぞれの地域の特色ある食材を使った新そばの提供や、第16回全国素人そば打ち名人大会が開かれます。そばを愛する皆さんの交流で、福井のそばがますます広まることを期待しています。
 それから、明日の20日でございますが、本県初のボクシング世界チャンピオンとなった清水智信選手を審査員に迎え、「全国高校生食育王選手権大会」を開催いたします。全国から予選を勝ち抜いた10チームの高校生が、食育の基を築きあげました福井出身の石塚左玄先生を生んだこの「食育先進県・福井」の地で、技を競っていただきます。
 次に、「モノ」の交流につきましては、昨年、私を含め全国11のおいしいもののある県が集まりました「ふるさと知事ネットワーク」のつながりを活かして、地産地消の象徴ともいえる「伝統野菜」について、各県においでいただいて、展示・販売を行います。今ちょうど、カブがおいしい季節ですが、ブースでは「伝統の福井野菜」の5つのカブを食べ比べていただくなど、各県の楽しい企画をやっております。
 地産地消の拠点であります直売所では、県内でネットワークを組む11のお店が初めて一堂に会されまして、旬の農産物や農家の知恵を活かした加工品、お菓子を試食・販売いたします。
 また、福井県は昨年から台湾への農産物の輸出促進ということを考えまして、台中市や彰化県の高級スーパーマーケットにおいて福井県物産展を開くなど交流を行っております。今回は、県民の皆さんに暖かい台湾への関心を高めていただくため、「台湾フェア」として、南国のフルーツや珍味の試食・販売を行っていただきます。
 最後に、「情報」の交流でありますが、食育や地産地消を企業や個人としてサポートいただいている「ふくいの食育・地産地消応援団」および「食育・地産地消コーディネーター」の皆さんの活動を展示・紹介いただくとともに、今後の取組みについて、ご相談いただくブースを設けております。
 今月9日には、法政大大学院が、「日本一幸せ」なのは福井県民という研究結果を発表しました。上位はいずれも地方にある団体です。今日のテーマでございます「食」も含め、これまでの経済力や人口にとらわれない本当の豊かさが地方、田舎にはあります。今年は、これまでにない大震災や台風など、様々な困難や苦労が多い年であったと思いますが、今こそ、豊かな地方が知恵を出し合い、人と人がつながり、交流していくことが、日本の元気につながると思います。
 今日のイベントの交流を通して、福井の食、またそれぞれの地域の自慢の食がますます元気になることを祈念しまして、開会のあいさつといたします。ありがとうございます。

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