皆さん、こんにちは。
本日、ここに「日米中韓シンポジウム」が盛大に開催されますこと、一言お祝いを申し上げます。
グローバル化の進展に伴いまして、国と国との結びつきがますます強くなっております。
どこかの国であることが起こりますと、私たちに全て影響する時代でありますし、様々な人々の心に動揺というものも起こる時代であります。
また、世界的ないろいろな仕組みや約束事が、全て我々の日常にも関わってくる時代であることから、各国が協力して取り組まなければならない課題が多くあります。
こうした中、日米中韓の大使や総領事の皆様がお集まりになりまして、様々なご議論をしていただくことは、誠にタイムリーな催しであると思います。
昨年に引き続きまして我が福井県、そして今回、この敦賀の地で開いていただくこと、大変ありがたく思います。
今回のテーマは、「エネルギーと環境」そして「教育と友好」ということであります。
エネルギーにつきましては、皆様も既にご存知のことですが、多くの原子力発電所があるこの敦賀、嶺南の地で開いていただくことが、極めて意味があると思います。
今年は、この若狭湾エネルギー研究センターが開所して、10年という記念の年でもあり、十分なご議論を賜ればと思います。
我々は、現在、本県を原子力を中心としたエネルギーの研究開発拠点とするための「エネルギー研究開発拠点化計画」について、このエネ研を中心に様々な政策を展開しており、来年は5年目に当たることから、いよいよ、その実績を上げなければならないと思います。
広域の連携大学拠点の形成や国内外の技術者を対象とする研修施設の整備など5つの重点施策に加えまして、福井県に高速増殖炉「もんじゅ」が立地する特色を活かしながら、国際的な研究開発事業をここで進めたいと思っております。
これからも、高速増殖炉や廃止措置等の研究開発を進めまして、アジアをはじめ世界各国から多くの優れた研究者や技術者に集っていただきまして、原子力と地域が共生する全国のモデルにしなければならないと思っております。
環境問題につきましては、韓国、中国は非常に近隣の地域であり、一つの国の様々な問題、環境問題がたちまちその地域の環境のみならず、周辺の日本などにも影響するわけであります。こうした原子力の安全や地球環境問題について、ご一緒に議論することが大事だと思っております。
特にこれから、技術開発、またヒューマンといいますか、人間工学といいますか、心理学といいますか、こうした研究がますます重要ではないかと思っております。
福井県としては、今回、新しい環境基本計画を策定したばかりでございます。その中で、特に、子どもたちの教育問題についても重視したいと思っております。
今回のテーマのもう一つの「教育と友好」という観点では、福井県と浙江省との友好提携は15年を迎えております。
また、アメリカにつきましては、最近は、オバマさんとの関係であったり、ペイリンさんの眼鏡であったり、いろいろ話題があることから、ある意味では、これから大きな友好関係のきっかけになる大事な時期だと思います。
県におきましても、アメリカの方、あるいは中国の方に国際交流員になっていただいたり、ALTといいまして、小・中・高等学校で英語を教えていただける多くの外国の皆さんに来ていただいておりますので、そうした外国語教育を通じての連携についても大事だと思っております。
いずれにいたしましても、様々なテーマについて、今日はご議論いただくわけでございます。どうか最後までゆっくり聞いていただきまして、これからの友好、あるいは研究、連携の発展の機会にしていただくことを強く祈念いたしまして、簡単ではございますが、お祝いとお願いのごあいさつとさせていただきたいと思います。
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