中部縦貫道・北陸道直結開通式典 知事あいさつ
最終更新日 2015年3月1日 | ページID 029598
このページは、平成27年3月1日(日)に永平寺町で行われた、中部縦貫道・北陸道直結開通式典での知事あいさつをまとめたものです。
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皆さん、おはようございます。今日は、北陸道・中部縦貫道直結開通式典にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
我が福井県は、昨年の7月に若狭さとうみハイウェイの全線開通、また今月14日の北陸新幹線金沢開業、さらには平成30年の福井国体開催により、県内外の交流人口拡大が見込まれるなど、歴史的に重要な時期を迎えております。
こうした中、北陸自動車道と中部縦貫自動車道が接続し、福井北JCTから松岡間の開通を迎えたことは、地元の福井市、永平寺町の皆様をはじめ、県選出国会議員の皆様、県議会の先生、そして国土交通省の方々、沿線の市町、経済界の方々など関係の皆様のご尽力の賜物であり、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
中部縦貫自動車道は、福井県と関東圏・中京圏を最短で結び、本県の観光・産業の振興のみならず、国土の東西軸の強化につながる、我が国にとって重要なプロジェクトであります。また、東海・東南海・南海地震など太平洋側で大規模災害が発生した場合には、代替的な機能を発揮する重要な路線です。
今回の開通により、北陸自動車道と中部縦貫自動車道がつながり、利便性が大きく向上をいたします。既に松岡から永平寺間が供用を開始しており、嶺南地域も含め県内全体が永平寺まで1本の高速道路で結ばれることになります。そして、これから2年後の平成28年度には永平寺から上志比間が開通し、大野市内まで全線開通となります。
福井市には一乗谷朝倉氏遺跡、永平寺町には曹洞宗大本山永平寺など両市町には歴史的財産が多くあり、開通により新たな周遊ルートが形成され、観光客の増加など、本県のさらなる活性化と飛躍につながるものと期待しております。
県としましては、大野・大野東間の事業化を1日も早く決定をしていただき、工期が3年短縮された北陸自動車道の開業効果をさらに高めるためにも、敦賀開業にあわせた中部縦貫自動車道の県内全線開通が実現できるよう、関係者の皆様の一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
結びになりますが、今日ご臨席の皆様の御多幸と今後ますますの御発展と、そして、福井県幸福度日本一の地方の振興のために力を賜りますことを心からお願い申し上げまして、お礼のご挨拶といたします。ありがとうございます。
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