お茶の水女子大学との女性リーダー育成の協定締結式 知事あいさつ
最終更新日 2015年3月2日 | ページID 029077
このページは、平成27年3月2日(月)に県庁で行われた、お茶の水女子大学との女性リーダー育成の協定締結式での知事あいさつをまとめたものです。
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ただいま、お茶の水女子大学との間で女性リーダーの育成に関する協定を新たに締結しました。羽入学長にはお忙しい中、福井県にご来県いただき感謝申し上げます。
平成24年に協定を締結し、女子学生のためのリーダー育成プログラムの開発・研究に実績があるお茶の水女子大学と共同で、福井の女性のための独自の人材育成プログラム「未来きらりプログラム」を作成・実施しており、これまでに女性リーダー候補生65名を育成してまいりました。
今日は、受講生の皆様にも協定締結を見守っていただいており、この後本年度の修了式もあると聞いております。培った知識を活かしてさらに活躍されることを願っております。
新しく締結した協定により、さらに女性リーダーの育成を進めるため、ものづくりが盛んな福井県の製造現場などで、女性リーダー養成のためのプログラムを共同で作成をいたします。
また、子育てしながら働きつづけることができる福井の良さを活かし、世帯所得に関わりなく小学校入学まで第3子以降の保育料を無料化する「新3人っ子応援プログラム」などの先進的な政策や、女性が活躍している企業情報を女子学生に発信していただき、優秀な若い女性のU・Iターンに向けて大学にご協力をいただきたいと思います。
一方、お茶の水女子大学が実行する次世代理工系女子リーダー育成の教育と研究に関しては、本県をフィールドにして、企業における女性研究者調査や中学高校などでの理系人材育成教育の実践に県が協力いたします。大学の研究が地方の実態を踏まえたものになることを期待しております。
この協定によって福井の良さをさらに伸ばすとともに、がんばる女性を応援することで福井県が女性活躍のモデル県となり、女性の元気が福井の元気につながることを期待しております。
終わりに、お茶の水女子大学の一層のご発展を祈念して、ごあいさつといたします。ありがとうございます。
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