福井駅「恐竜広場」のオープンにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
今日は、皆様にお集まりいただき、ありがとうございます。
来週14日、北陸新幹線がいよいよ開業します。
金沢までの沿線には、2,900万人余りの方々が住んでおられます。人の流れが大きく変わります。福井にも、首都圏をはじめ北関東や信越方面から多くの観光客に来ていただくことになります。
福井駅は、県の玄関口として、本県の第一印象となる県都の大事な場所です。福井の超一級ブランドである恐竜により、金沢や富山と協力しながらも、異なる特色ある駅前にしたいと考えています。
福井には、入館者数が年間70万人を超える国内最大級の恐竜博物館があります。
恐竜は大人から子供まで幅広く人気のあるコンテンツであり、「恐竜王国福井」としてPRしてまいります。
今回、福井駅西口では、福井で発掘された学名もあるフクイティタン、フクイサウルス、フクイラプトルの実物の大きさの恐竜の動くモニュメントを設置しました。これらの恐竜の解説は、後ほど福井県立大学恐竜学研究所の東特別館長から説明していただきます。
また、福井駅舎についても、JR西日本の格別のご協力とご配慮をいただきました。およそ1億2千万年前の白亜紀前期に福井で生息していた恐竜の巨大イラストラッピングシールを展示できることになりました。
また、1階の壁面には恐竜が飛び出して見えるトリックアートの壁画を設置していただきました。厚くお礼申し上げます。
恐竜モニュメントや駅舎恐竜ラッピングと併せて、新たなスポットになると考えています。駅舎における壁画ラッピングは全国にも例がなく、JR西日本にとっても初の試みと聞いております。これを活用してご一緒に観光の誘客を進めたいと思います。
県としては、交通の拠点となる福井駅において、恐竜王国福井をPRし、福井駅を起点に恐竜博物館や県内各地の観光名所を巡っていただけるモデルコースの提案など、様々な努力をしたいと思っています。
また、県民の皆様にも福井の恐竜を間近で体験され、福井の恐竜の発信をお願いできればと思います。
最後に、この広場の整備に当たりご協力いただいたJR西日本、福井市をはじめ関係者の皆様に厚くお礼申し上げ、冒頭のあいさつとしたいと思います。
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