第1回食育リーダー認定証交付式 知事あいさつ
最終更新日 2015年5月1日 | ページID 029600
このページは、平成27年5月1日(金)に福井市で行われた、第1回食育リーダー認定証交付式での知事あいさつをまとめたものです。
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一言ご挨拶申し上げます。
まず、今日ご出席の皆様方には、日ごろから福井県の食育、また地産地消の推進に特別のご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
福井県は、日本で初めて「食育」という考え方を提唱した石塚左玄を育んだふるさとです。また、「和食」のユネスコ無形文化遺産の登録にも貢献した食育先進県です。福井県の3つの地域の活動が今回の登録の要因となりました。
「食育」を普及させることは、地産地消を推進し、福井県の農林水産業を支えることにつながるとともに、乳幼児から高齢者までの県民誰もが健康で豊かな生活を送るために大変重要です。先ほど述べられた決意の言葉もその趣旨だと思っております。
昨年度から、服部幸應さんに「ふくいの食育伝道師」に就任いただき、県施策へのアドバイスを受けており、今回の食育リーダーの養成にも全面的な協力をいただいています。
本日認定された第1回の「ふくいの食育リーダー」の皆様には、小中学生の農業体験、スポーツ食育、乳幼児の保護者、不規則で不健康な食生活をおくる大学生、体力が衰える高齢者のための食育講座、実践指導など、様々な活動を通して、各年代層や生活の状況に応じた食育を浸透させてほしいと思います。
3年後の平成30年度には、福井しあわせ元気国体も控えております。
より多くの県民と接していただき、豊かな福井の食を通じて健康になり、しあわせを感じてもらえることを祈念しております。
挨拶は以上ですが、ちょっとお願いがあります。リーダーの皆さんには決して先生のような、ただ教えるだけというようなことはしてほしくありません。
皆が自然に楽しく実践をして、ご自身を磨いていただけるような活動をしてほしいと思っております。
皆さんには様々な知識がありますが、決して知識だけではなく、これからリーダーとして人や地域を大切にして、皆さん自身も楽しんでいただきながら、食育活動を実践していただきたいと思います。
皆様がご健康でご活躍されますことを祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
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