レンブラント版画名品展開会式 知事あいさつ

最終更新日 2015年10月2日ページID 030747

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 このページは、平成27年10月2日(金)に福井市で行われた、レンブラント版画名品展開会式での知事あいさつをまとめたものです。

 皆さんおはようございます。
 本日から「レンブラントハウス所蔵 レンブラント版画名品展」を開催することになりました。一言ごあいさつ申し上げます。

 開催にあたり、お集まりの皆様をはじめ、多くの関係の方々にご協力いただいたことに、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 特に、オランダのレンブラントハウス美術館のレオノーレ・バン・スローテン様におかれましては、貴重な作品の数々を展示するに当たって全面的にご協力をいただくとともに、本日はるばるオランダからお越しをいただき、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。

あいさつ

 本展に先立ちまして、オランダ アムステルダムのレンブラントハウス美術館で6月12日から9月20日にかけて「レンブラント版画と越前和紙展」が開かれ、期間中78,000人が訪れ、盛況のうちに閉幕いたしました。今回、レンブラント版画展が福井でも開かれることにより、日本とオランダの交流がさらに深まることを期待をしております。

 本展では、レンブラントハウス美術館の監修の下、同美術館で所蔵する代表的な版画作品30点あまりを展示するとともに、かつてレンブラントが住んでおられ、現在は美術館にもなっているレンブラントハウス美術館を併せて紹介しております。

 レンブラントがその家で制作活動を行っていた17世紀当時、日本のいくつかの産地で和紙、雁皮紙が作られていました、中でも「越前鳥の子紙」と呼ばれる越前和紙が名品として知られていたのです。県ではこれまでレンブラント版画用紙に関する調査を行い、作品の多くは越前和紙である可能性が高いという結果を得ております。

テープカット

 また、この「越前鳥の子紙」については、この3月に技術保存団体を作って、研修会や講演会など技術の伝承活動をスタートさせました。今後、ユネスコの無形文化遺産登録に向けて運動を強化していくとともに、この展覧会開催を契機として、越前和紙の素晴らしさをより多くの人々に知ってもらい、ブランド力向上に努めてまいりたいと考えております。

 皆様には、これからもご支援・ご協力を賜りますとともに、お集まりの皆様の益々のお幸せを心からお祈り申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございます。

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