河内川ダム定礎式 知事あいさつ

最終更新日 2015年11月2日ページID 031202

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 このページは、平成27年11月2日(月)に若狭町で行われた、河内川ダム定礎式での知事あいさつをまとめたものです。

 本日ここに、ご来賓ならびに関係者多数のご臨席のもと、河内川ダムの定礎式を挙行するにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

 河内川ダム建設をはじめとして、県の行政に各段のご支援、ご協力をいただいていることに、まずもって皆様に感謝申し上げます。

 福井県の南西部、若狭町から小浜市を流れる北川流域はこれまで幾多の水害に見舞われ、最近では、平成16年、平成25年の台風による浸水被害が発生していることから、かつてより治水対策が急務となっているところです。

 また、夏季にはたびたび深刻な水不足に見舞われており、平成6年には若狭地方において異常渇水が発生し、取水制限が行われるなど、被害が生じました。

写真1

 これらの問題を解決するため、洪水調節、かんがい用水・水道水・工業用水の確保や河川環境の保全を目的として、昭和62年度から河内川ダムの建設を進めてまいりました。

 ダム本体工事は平成24年12月に着手し、川の流れを切替え、地盤を掘削した後、平成26年10月にコンクリートの初打設を行い、本日ここに、定礎式を迎え、ダムの永久堅固・安泰を願うことになりました。これもひとえに皆様のご理解、ご協力の賜物であり、心から感謝を申し上げます。

 嶺南地域では、昨年7月に若狭さとうみハイウェイが開通し、観光客の増加や物流の活性化に寄与しているところです。

 また、平成30年の福井しあわせ元気国体、平成34年度の北陸新幹線延伸を控え、県内外からの交流人口の拡大が見込まれる中、県を挙げて地域の魅力を高める努力をしており、ご当地も日本遺産第一号に指定されているところです。

 こうした中、河内川ダムは、地域の安全・安心や水の安定供給に大きな役割を果たすことで、皆様のくらしと経済を支え、若狭地域の更なる発展に貢献できるものです。

 今後は平成31年度の完成をめざし、工事が安全かつ順調に進むよう全力で取り組んでまいります。

写真2

 今日は熊川小学校の皆さんにも来ていただいております。後ほど記念石、メモリアルストーンの「埋納の儀」にも参加していただくことになっております。ありがとうございます。

 今日、ご臨席の皆様のますますのご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、式辞といたします。ありがとうございました。

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