ふくい風花随筆文学賞授賞式 知事あいさつ
このページは、平成29年3月4日(土)に福井市で行われた、ふくい風花随筆文学賞授賞式での知事あいさつをまとめたものです。 |
本日、第20回「ふくい風花随筆文学賞」授賞式を、多くの関係者の方々、入賞された皆様方をお迎えし、このように盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。入賞された皆様、誠におめでとうございます。お祝い申し上げます。 また、皆様方には「ふくい風花随筆文学賞」を通して、福井県の文化振興にお力添えをいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。 この文学賞は、全国でも数少ない「随筆」の分野の文学賞であります。毎回県内外の文学愛好家から多数の応募がございます。第20回の節目となる今回は、47都道府県、海外5か国から、過去最高となる4,392点の応募作品が寄せられました。福井県が実施している文学賞がこの20年間で全国に広がりを見せ、定着してきたことは大変喜ばしいことでありましてお礼申し上げます。 さて、昨年10月に当文学賞の特別審査委員長であり、県立図書館内にありますふるさと文学館の特別館長もしていただいている津村節子 さて、福井県はご紹介させていただきました津村節子先生をはじめ、新しい県民歌を歌いましたが、この作詞は三好達治先生でありまして、福井の三国にお住まいになりました。その他、福井ゆかりの文学者としては、例えば、中野重治さん、水上勉さん、高見順さん、あるいは信州にお住まいですが、藤田宜永さん、奥さん、詩人では荒川洋治さん、大勢の皆さんがいらっしゃいますし、昨年、本屋大賞を受賞された宮下奈都さんは福井で作家活動をなさっています。文学の土壌の厚い土地柄でございます。 県としましては、津村先生の「随筆を通して文芸創作活動を活性化したい」という文学賞創設当時からのお考えを引き継ぎまして、文芸創作活動に取り組んでいる方々を応援し、特に若い世代を中心に福井の文学を盛り上げてまいりたいと考えております。今日は授賞式ののち、赤川次郎先生にお見えいただいて有意義な話を賜ると思っておりますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思っております。皆様には、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本日ご参会の皆様のこれからのご活躍、そして様々な文学を通して頑張っていただくことを祈念申し上げまして、お祝いのことばといたします。ありがとうございます。 |
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