お茶の水女子大学とのU・Iターン就職支援協定締結式 知事あいさつ

最終更新日 2018年3月26日ページID 038138

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 このページは、平成30年3月26日(月)に東京で行われた、お茶の水女子大学とのU・Iターン就職支援協定締結式での知事あいさつをまとめたものです。

 ただいま、お茶の水女子大学との間で、UIターン就職支援に関する協定を締結させていただきました。

 室伏(むろふし)学長には、お茶の水女子大学がUIターン就職の応援先として福井県を最初の協定締結先に選んでいただいたことに深く感謝申し上げます。 

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 日本全体が人口減少の課題に直面している中、とくに地方においては若者の定着や東京で勉強・研究されている人たちのUIターンの促進などにより、社会的な人口減少を改善し、さまざまな人口問題の解決や女性活躍に取り組む必要があります。


 特に、福井県は大学・短期大学の進学者が4,200人あまりおられるなかで、6割をこえる約2,700人が県外に進学しており、若い世代の人材流出が課題となっています。将来を担う人材を確保するためには、大都市に集中している学生を本県に呼び込み、また戻ることが可能な条件をつくっていくことが大事であります。


 このようななか、お茶の水女子大学とはすでに平成24年、もう6年前になりますでしょうか、女性リーダーの育成に関する協定を締結し、大学の教育・研究の発展と、福井県の若い女性が自信を持って職場や地域社会で活躍していただきたいという思いから、福井の女性のための人材育成プログラム「未来きらりプログラム」と銘打っておりますが、お茶の水女子大学と共に作り上げてまいりました。このプログラムを受講された多くの女性が、リーダーとして育ちはじめ地域で頑張っていただいております。


 お茶の水女子大学の学生の皆さんには、女性が生きいきと働き、活躍している本県企業の魅力や幸福度日本一の暮らしの良さを知っていただき、福井で働くことを選択してほしいと思います。


 国の女性活躍や男女共同参画の白書等においても女性の労働力率、いわゆるM字カーブでありますけれども、福井県は既にM字カーブは北欧諸国の水準を超え、達成していると報告がなされております。働きやすい環境があると思います。その環境をさらにより良くすることが重要と考えております。


 福井県は5年後には北陸新幹線が福井を通って敦賀まで開業いたします。首都圏からの時間が大幅に短縮をされるため、首都圏の学生が就職先として本県に目を向けていただくことを大いに期待しております。


 今回の新たな協定を機に、お茶の水女子大学とのこれまでの連携をさらに深め、福井の活力の中心となる若い人材にも来ていただき、福井県を盛り上げていただくと同時に、お茶の水女子大学は150年近い歴史がおありで、歴史伝統・学問・知の拠点として、福井県にもお力添えいただくよう強くお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきたいと思います。

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