このページは、平成３０年５月２７日（日）に福井市で行われた、「９.９８スタジアム」愛称デザイン完成除幕式での知事あいさつをまとめたものです。

　皆さんこんにちは。９.９８スタジアム愛称デザイン完成除幕式の開催にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 
　本日は、山本県議会議長、八木福井陸上競技協会会長その他の皆さんをお迎えし、多くの陸上競技アスリートの皆さんとともに、この９.９８スタジアムの愛称デザインの完成、お披露目を迎えることができました。誠にうれしく思います。フィールドにいらっしゃる選手の方には競技中のところ、若干休んでいただいて、ご協力ありがとうございます。

　今ほど、皆様に昨年９月９日のインカレの男子１００メートル決勝の映像をご覧いただきました。私も、当時この競技場において、桐生選手が歴史的記録を樹立する瞬間に立ち会い、素晴らしい時間を皆さんとわかちあったところです。


　　　　　　　　　　　　

　この県営陸上競技場は、昭和４３年の前回の福井国体に建設されたものであり、この秋開きます福井国体・障スポに向け、トラックの張り替えなどの改修を行いました。この新しくなった競技場で、日本中が待ち望んだ１００メートルの日本人初９秒台の記録が誕生したのであります。

　県では、この競技場を陸上競技のメッカ・聖地として全国に発信するため、愛称を「９.９８スタジアム」といたしまして、今回、競技場に躍動感あふれる統一したデザインをほどこしました。また、この９.９８スタジアムで桐生選手と記念写真が撮れるスマートフォンのアプリができあがっております。

　これを機に、県内の小学生から成年選手まで、多くの選手がこのスタジアムで切磋琢磨をし、競技力を高め、全国、さらには世界へと羽ばたいていただきたいと願っております。また、全国の皆さんにも、大会や合宿でこの競技場を使っていただきたいと念願しています。

　さて、いよいよ福井国体・障スポまであと４か月となりました。本スタジアムでは、開・閉会式および陸上競技が行われます。出場されます本県選手の皆さんには、精一杯練習に励んでいただきまして、本県の総合優勝に向け、本番で大活躍されることを強く期待をいたしております。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　結びに、陸上競技はもとより、本県のスポーツがますます発展されますことをご祈念いたしまして、ごあいさつにいたします。