座ぶとん集会(NPO法人中池見ねっとの皆様)

最終更新日 2015年10月19日ページID 030765

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成27年10月14日(水) 10:50~
<会場>
中池見 人と自然のふれあいの里(敦賀市樫曲)
<参加者> 
NPO法人中池見ねっとの皆様
<主な活動>
中池見湿地の周回路の草刈りや外来生物の防除等の保全、施設管理および動植物のモニタリング調査研究を行っている。また、自然観察会や体験イベント等、様々な活動を通じて、湿地保全に関する普及啓発や環境教育を実施している。 
<参加された皆様から出された意見>
・中池見湿地の保全管理では、周回路の整備やアクセス道の補修、倒木の始末などの重労働の作業のほか、絶滅危惧種を誤って刈り取らないように気を付けながらの草刈りや外来種の駆除などの複雑な作業がある。スタッフでの管理のほか、多くのボランティアに協力していただいている。
・田んぼの世話を通じて生き物を育てる「ミニ田んぼサポーター事業」や自然観察会など、年間を通じた様々なイベントの開催が、湿地保全に関心のあるボランティアの参加を増やすことにつながっている。
・北陸新幹線のルートが、中池見湿地を通過するルートから変更され、貴重な自然が守られたことに感謝している。環境に配慮して北陸新幹線の工事を進めるとともに、環境や希少動物等のモニタリング調査については、工事後1年と限定せず、継続的な実施とデータの評価を行っていただきたい。
・猪が木道を荒らすので困っている。山際へのフェンスの設置により猪の侵入が防げ、動植物の保全にもよいという意見もあるが、掘り返すことにより植物の種子の発芽によいという意見もあり、どちらがよいのか判断が難しい。
・里山里海湖研究所の研究フィールドにしてもらい、山際の田んぼや樹木の管理、獣害対策など、保全作業の進め方について、専門家の意見や指導をいただきたい。
・コウノトリや同じラムサール条約登録湿地である三方五湖の年稿のように、中池見湿地をもっとPRしてほしい。当湿地は、40メートルにも及ぶ泥炭層や、72種類のトンボの生息が確認されており、日本一を誇っている。東京など県外の施設等にもこれらの写真を掲載するなどしてほしい。
・中池見湿地にバスで来るのが難しい。樫曲だけでなく、藤ヶ丘駐車場の方にも大型バスが入れるよう農道を広げたり、駐車スペースも確保したい。
・中部北陸自然歩道について、金ヶ崎から中池見湿地までは、案内看板や標識などが整備されているが、樫曲から木ノ芽峠までは整備されておらず、自然歩道と分かりづらい。
・北陸新幹線の葉原工区のトンネルの掘削により、国道476号線では土砂を運搬する車の量が増えている。今後、樫曲工区の工事が始まり、2年後に計画されている476号線の中池見に入るカーブの改修工事が始まると、相当の混雑が予想される。混雑を防ぐため、工事の進め方に工夫が必要である。

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