座ぶとん集会(清水竹拓行務店の皆様)

最終更新日 2016年3月25日ページID 032053

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成28年3月19日(土) 11:10~
<会場>
清水東公民館(福井市三留町)
<参加者> 
清水竹拓行務店の皆様
<主な活動>
清水地区で長年放置された竹の伐採を請負い、伐採後に植樹して里山の保全活動を行うとともに、伐採した竹の堆肥化などの有効活用を研究している。  
<参加された皆様から出された意見>
・最近は、家を建てるときに竹を使わなくなっている。このため、伐採した竹の有効活用策として、チップにして堆肥化し、農作物の栽培に利用できないかと考えている。岐阜県のトマト栽培では、竹チップの堆肥を使用した結果、病害虫が少なくなって減農薬栽培が可能となり、さらに糖度も高まるなどの成功事例があるようだ。本県での成功事例は聞いていないので、ぜひ活動を進めたい。
・竹林を伐採した後は、山が崩壊しないように、サクラ、モミジ、ツツジの苗木を地元の子どもたちに植えてもらった。また、竹をチップにして置いておくと、翌年そこにカブトムシの幼虫が見られるようになる。植樹やカブトムシなどを通して、子どもたちが山に触れ親しむことで、山への関心を持ってもらうきっかけにしたい。
・竹が密集している竹林での伐採は、機械を使っての作業となるため危険を伴うが、保険料が高いため、保険をかけていない。このため、けがをしないよう細心の注意をしている。
・チッパーやチェーンソーなど活動に必要な資機材の購入の際に、林野庁の交付金以外の自己負担分は、会員で分担し負担した。このため、伐採した竹を商品化するなど、会の活動の中で収入が出るようにしていきたい。
・竹の有効活用として、地区の高齢者が菅笠を製作し商品化しており、ネット販売での売れ行きもよい。菅笠の竹ひごを作るのが難しいが、竹ひごが作れれば、かごなど他の商品も製作できるようになる。
・松くい虫の被害があった松の木は、農薬の散布が禁止されているため、伐採している。伐採した松の木は燃やせないため山に捨てているが、松くい虫は別の元気な木に移ってしまう。
・イノシシを捕獲して山に埋めているが、数が多いと埋めるのにも限界がある。嶺南では焼却場(有害鳥獣食肉処理加工施設)ができているので、嶺北にもできるとよい。

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