座ぶとん集会(福井県指定郷土工芸品振興協議会の皆様)

最終更新日 2017年10月2日ページID 036649

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成29年9月21日(木)15:00~
<会 場>
ユー・アイふくい(福井市下六条町)
<参加者>
福井県指定郷土工芸品振興協議会の皆様
<主な活動>
県指定郷土工芸品の振興や後継者の育成等を目的に設立。イベント等で郷土工芸品を展示・紹介し、販路拡大を図っている。
<参加された皆様から出された意見>
・最近は、和室や座敷のある家が少なくなり、昔ながらの風習もなくなってきた。こうした生活様式の変化により、郷土工芸品を使うことも減っている。
・現在のライフスタイルに合わせたモノづくりが必要だと思っているが、新たなアイデアやデザインを考えることは大変で時間もかかる。このため、デザイナーの力を借りたり、県のデザインセンターによく相談している。
・郷土工芸品には高価なものが多い。価格が高くても、河和田塗りで仕上げているとか、眼鏡の技術を応用しているとか、材料や素材をお客様に伝えると、その値段でも納得してもらえる。
・高価なものだけではなく、土産物になるような安価で売りやすい小物も作っていきたい。生活に密着した商品なら親しみを持ってもらえると思う。なお、業種によっては、小物であっても作る手間は変わらないというジレンマがある。
・郷土工芸品の販路を県外に求める人と県内に求める人とに分かれる。個人的には、県内の人にもっと知ってもらいたいと思っている。特に福井では、地元の土産物のことを知らない人が多いようだ。地元でアピールしていけば、県外へのアピールにもつながっていくのではないか。
・郷土工芸品への指定制度は、私たちの励みになっている。福井はモノづくりの技術は高いのに、県内外からは認知されていないと思う。県でももっと宣伝やアピールをして底上げしてもらえるとよい。また、「越前」「若狭」を冠した伝統的工芸品や郷土工芸品が多い。「越前」「若狭」ブランドとしてうまく活用できるとよいと思う。
・人材不足が課題。若手の職人を増やさないといけない。松本市や飛騨高山には木工のことを学べる学校がある。昔は県内にもあった。木工のことを少しでも勉強してきた人には、初めから教えなくてもよいので助かる。
・郷土工芸品を常設展示し、多くの人に見てもらえる場所があるとよいのではないか。武生駅にある打刃物のように駅に展示できると色々な人に見てもらえる。また、サンドーム福井のデザインセンターに作品が置けるとよい。
 

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