座ぶとん集会(福井県俳句作家協会の皆様)

最終更新日 2018年7月11日ページID 039099

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意見交換風景 集合写真

<実施日>
平成30年7月4日(水)16:00~
<会 場>
伊藤柏翠俳句記念館(鯖江市東鯖江3丁目)
<参加者>
福井県俳句作家協会の皆様
<主な活動>
俳句文芸の向上・発展と俳句を正しく学び伝えることを目的に設立 。年刊合同句集の発刊や春・秋の総合俳句大会を開催 。
<参加された皆様から出された主な意見> 
・設立当時、県内の俳人は約6,000人であったが、少子高齢化に伴い、現在は約3,000人と半減しており、特に若年層の俳人が減少傾向にあることが課題である。
・俳句の世界では、次の5つのことが言われている。
 1.俳句には純正な読者はいない。俳句の世界では、読者がすなわち作者である。
 2.俳句作家は何のために新聞や雑誌に投稿をするのか。活字になった自分の作品を見て満足するためである。
 3.結社ごとに結集し、綿密に結合して、閉鎖された社会に甘んじている。
 4.俳句作家は、自分の作品を鑑賞することが主であり、他人の作品を鑑賞することは従である。
 5.俳句の句集は5,000部作っても、1,000部も売れないのが常識である。
・俳句は投句をした後、ひとり歩きをすると言われる。後になってから、句を他者に詠まれ、「これは誰の句なのか。」と言われる句が真に素晴らしい句であり、これが俳句の魅力でもある。
・仕事をしながら、長年、俳句にも打ち込んできた。俳句などの趣味を持つことは、仕事に良い影響を与えると思う。
・創作活動をする中で、類想や類句にならないよう独創性に富んだ作品を生み出すことに苦労している。
・日常生活の中で句を作ることは難しい。創作活動に必要となる新たな発見や気付きが得られるよう、毎日3回疑問を持つように心掛けている。
・勝山市の越前大仏には多くの外国人が訪れているが、訪れる県民は少ないようだ。私財を投じて作られた施設を後世に残し、観光振興や地域活性化のため活用できるよう、県からも支援をしてほしい。
・恐竜博物館には県外から多くの観光客が来るが、まちなかへの誘客が不十分であると感じている。勝山には、他にも縄文の里や花月楼など魅力ある観光資源がある。誘客のため、市や市民がもっとPRしないといけない。
・近年、国体・障スポ開催や北陸新幹線敦賀開業などにより、福井運動公園周辺やJR福井駅前の再整備が進み、福井の街や道路が美しくなってきて、うれしく思っている。
・福井の魅力をさらに発信していくため、福井県を舞台としたNHKの朝ドラや大河ドラマを誘致してほしい。
・県内には幕末だけでなく、江戸初期の結城秀康や本多富正などに関する歴史遺産がまだ残っていると思う。観光立県として、北陸新幹線敦賀開業に向け、このような歴史遺産を整備し、活用してほしい。

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