座ぶとん集会(敦賀市原区の皆様)

最終更新日 2018年11月19日ページID 039986

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あ 集合写真

<実施日>
平成30年11月10日(土)16:30~
<会 場>
西福寺 書院(敦賀市原)
<参加者>
敦賀市原区の皆様
<主な活動>
西福寺門前の田んぼにおいてコスモスを栽培し、毎年「コスモス祭り」を開催。また販売所「おお原の里」では、毎週土日に地元農産物などを販売。
<参加された皆様から出された意見>
・原区は、35世帯、約130人の地区であるが、小学生は2人しかおらず、少子高齢化が進んでいる。集落の維持が課題となっているが、悲観ばかりもしていられない。何とかしていかなくてはと思っている。
・毎年コスモス祭りを開催しており、県内外から多くの観光客が訪れ賑わっている。毎回コスモスの種が20㎏ほど必要になり、国体開催に関連して、県から支援してもらっていたが、来年以降どうするかが課題である。また、大型バスなども多数来ており、駐車場が不足している。
・イノシシやシカ、サルなどの鳥獣被害が深刻である。田んぼには電気柵、山際にはフェンスを設置するなど区民一丸となって対応しているが、被害が多い。山が荒れているから里に下りてくるのではないかと思う。高知県では森林税を活用して山を整備していると聞いている。鳥獣害対策としても、荒れている山を適正に管理することが大切だと思う。
・婦人部では、販売所「おお原の里」を運営し、老人会による共同農園で採れた野菜などを土日に販売している。西福寺を訪れた観光客など、お客さんは増えつつあるが、経営は厳しく、婦人部も地元の人達も無償で活動している。売り上げを増やすために、何か特産品が開発できないかと思っている。
・社会福祉協議会が原区で開催する月2回のふれあいサロンは、ゲームや運動を通して交流できるだけでなく、地域の高齢者の状況を知ることもできるので、非常によい取り組みだと思う。
・西福寺は1368年に良如上人が開いた歴史ある寺院であり、国の重要文化財にも指定されているが、老朽化により本堂などの修復工事が必要だ。現在、より多くの人に修復の必要性を知ってもらうため、奉賛会が発足し、チャリティーイベントなどを開催している。
・西福寺には、長年所在不明となり今年4月に戻ってきた「すけつな置文」などの古文書をはじめとする貴重な品々がある。宝物館はあるが、防犯などの都合で、現在は、県や市の博物館で保管してもらっている。できれば寺で公開し、訪れる人に見てもらいたい。
・観光立国を提唱しているデービッド・アトキンソン氏は、日本の伝統的な文化や建物を未来に残し、観光資源として活用するべきと言っている。敦賀には、西福寺をはじめ多くの歴史的背景を持つ見所があるので、これを活用していきたい。
・西福寺は、松尾芭蕉の弟子の河合曽良が訪ねた場所である。芭蕉と縁のある気比神宮や気比の松原と西福寺をつなげた観光ルートができるとよい。
・都会から三方五湖を訪れた観光客は自然の美しさに感動し「良いところだ。住みたい」と言ってくれる。都会にはない地元の魅力に我々が気づくことが大事であり、それを発信していきたい。

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