整形外科紹介

最終更新日 2022年6月8日ページID 002213

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整形外科(小児整形外科・小児脊椎外科)について

Prof-1 主任医長 村田 淳(医学博士、整形外科専門医)

 先天性股関節脱臼・先天性内反足・脊柱側彎症、その他、四肢・体幹の変形や機能異常の診療を行っています。ギプスや装具、薬物療法から手術治療まで、幅広い手技により変形の予防や矯正、四肢体幹機能の獲得・再建を行います。障がいの原因は、先天性の奇形や遺伝の問題、胎内の環境や成長過程での問題など千差万別・多種多様であり、専門知識を基に個々のケースに応じた的確な対応が必要です。治療如何によっては症状を悪化させてしまうこともあり、細心の注意を払って診療を行う必要があります。 
 医療の高度化・先進化に対応するため、各種検査・手術は隣接する福井県立病院で行っています(担当医は村田/有澤)。また、金沢大学附属病院をはじめ北陸地区の金沢大学関連病院施設等と連携するとともに、専門学会や研修会、手術見学、等に積極的に参加して最新の知識・技術を取り入れています。
 自分の家族だったらどうする?を基準に治療プランをお勧めしています。複雑な病状だったり珍しい病気の方も多いのですが、ご理解ご納得いただけるまで何度でもご説明させていただきます。(厳しい内容も正直に申し上げるスタンスですが、お子さまのお気持ちにも最大限配慮するよう留意しています。)*至らない点等ございましたらその場でご指摘いただけましたら幸いです。
 最新・最高の治療を福井で提供できるよう努力しています。福井県外にお住まいの方もご利用できます。
外国人の方もご利用できます(がいこくじんのかたも ごりようできます Foreigners can also consult our hospital.)。
*受診には事前予約が必要です。0776-53-6570(代表)までお電話での受診申し込みをお願いいたします。
紹介がなくとも受診は可能ですが、前医受診歴がある場合は前医からの診療情報提供(画像等も)があった方がより的確な病状理解につながります。

対象疾患
主に以下のような疾患の診療を行っています(一部はリハビリテーション科と分担することがあります)。

乳児股関節脱臼(2次・3次検診を含む)→ 診断・装具治療・牽引治療・手術治療(脱臼整復・補正手術)
脊柱側弯症(特発性・症候性等なんでも)→ 診断・装具治療・手術治療 (矯正固定手術・グローイング手術)
・先天性内反足 → 診断・ポンセッティ法による治療、遺残変形に対する手術治療
・ペルテス病 → 診断・装具治療(外来/入院)・手術治療(主にROWO手術)
・先天性筋性斜頸 → 診断・手術治療 (年長児・学童期・思春期の放置例を含む)
・O脚/X脚 → 診断・装具治療・手術治療 (主に8プレート手術)
・下肢長不等 → 診断・装具治療・手術治療 (主に8プレート手術)
その他、基礎疾患に起因した四肢変形・脊柱変形
・脳性麻痺、二分脊椎、筋ジストロフィー、遺伝性疾患(マルファン症候群など)、骨系統疾患(骨形成不全、軟骨形成不全など)、他
・原因不明の身体の痛みや麻痺、歩容異常、等の相談 

*基本的に外傷等の急性期疾患には対応しておりません。まずはお近くの整形外科や小児科等でご相談ください。

 

 

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お問い合わせ先

こども療育センター

電話番号:0776-53-6570 ファックス:0776-53-6576メール:ryouiku-c@pref.fukui.lg.jp

〒910-0846 福井市四ツ井2丁目8-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)