一般国道158号 災害復旧工事(大野市上半原)
工事状況
多くの方から「楽しみに見ています」「現場の方が苦労していることがわかりました」などの励ましのお便りをいただいています。中には「父の働いている姿を初めて見ました、感動しました。」などという関係者からのうれしい話も聞いております。引き続き施工業者さん共々頑張ってまいります。
工事について、一般盛土部やそれぞれの橋の現道との取付部の整地作業をしています。橋の上も含めて、安全快適に通れるようアスファルト舗装の施工や区画線、ガードレールなどを設置していきます。
このページの最後の方に、これまでの写真も掲載しておきました。3月19日の大崩壊以降、概ね10日ごとの様子を載せました。移り変わりをご覧ください。
【仮設道路等の工事状況】R7.7.5(土)更新
本日の工事進捗を報告します。
・北陸地方の梅雨明けはまだ発表されていませんが、大雨が続かなかったので崩壊斜面にも大きな影響がなく幸いでした。ただし斜面が安定したわけではなく、いまもわずかながら動いています。再度崩落したとしても迂回路まで影響を及ぼすことは考えにくいですが、万が一の時は通行止めにする場合がありますのでご理解いただきたいと思います。来週後半から雨が予想されています。工事の進捗もそうですが、斜面の監視も怠りなく準備してまいります。
・2号仮橋の裏側から見上げてみました。施工直後はそう思わなかったですが、やはりデカいですね、存在感があります。土木技術力の結晶、1カ月でこれが出来上がるとは。頼もしいです。
・そんな橋を架けた大型クレーンが引きあげていきます。解体中です。お疲れさまでした。また別の現場で活躍されることでしょう。
・またこのようにして、道路を塞いで解体しているわけで、その間、中部縦貫事業の車両が通れなくなっており、関係者の皆様の協力がなければ仕事が進みません、お礼申し上げます。
・路盤工の準備も進められています。
【全体の位置関係】
・橋などの位置関係を示すため3月崩壊直後のドローン写真および5月28日撮影写真にう回路位置を示しました。写真左から、1号仮橋が川を渡り一般部に到着します。右からは2号仮橋が架けられます。
・崩壊斜面の調査も入っており、しっかり調査をして崩壊メカニズムを把握したうえで復旧計画を立てることにしています。最終的には斜面対策をして道路上の土砂を撤去し道路を通れるようにしていくつもりです。
・崩壊斜面は現在も動いていて、それを観測しながら諸作業を進めています。一定値以上の異常な動きを示したら、赤ランプ・サイレン・関係者へのメールがなされます。これは工事中だけではありません、迂回路が完成した後も、万一に備え、完全に斜面の安全が確保されるまで運用されます。
・以前ほど落石は見られなくなっていましたが、梅雨時期・台風シーズンに入るとどう動くかわかりません。気の抜けない期間が続きます。
引き続き、安全かつスピーディーに工事を進め、一日も早い交通確保に向けて努力していきます。
【大崩壊以降の移り変わりを写真でご覧ください】
3月19日朝5時 大崩壊
4月5日 まだ雪が2mも残る中を工事用道路の準備にかかる
4月10日 除雪作業
4月20日 作業用道路の構築開始
5月2日 作業用道路の構築と立木の伐採、また1号仮橋の掘削も進められています
5月8日 1号仮橋着手
5月22日 1号仮橋 河川内の杭打ちを難航しつつも打ち抜けました
同日 2号仮橋の杭打ち作業も着手
5月31日 2号仮橋 河川内の橋脚群の杭打ちが完成しました
6月10日 2号仮橋 下部工が完成しました
6月21日 1号仮橋 上部工まで架設完了
6月28日 2号仮橋は残り一径間です。
6月30日 2号仮橋の架設が完了しました。
今後も特徴的な写真をアーカイブしていきます
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