高齢者が医療が必要になっても安心して地域で暮らしていけるよう、介護職員等による医療的ケア体制の整備をすすめています

最終更新日 2025年10月14日ページID 061981

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高齢者が医療が必要になっても安心して地域で暮らしていけるよう、「介護職員等による医療的ケア体制」の整備をすすめています

 団塊の世代が75歳以上となり、国民の5人に1人が後期高齢者となる2025年を迎え、高齢者施設や在宅における医療的ケア体制の充実、24時間看護体制の拡充など、さらなる在宅医療介護の推進を図るためには、看護師に加え、法に基づく研修を受講し手順を遵守し特定行為(喀痰吸引および経管栄養)ができる介護職員等の確保、養成が必要不可欠となっています。
 この法に基づく研修は、50時間の講義で特定行為の理念や手順等を学び、筆記試験に合格したうえで、25回以上の演習と90回以上の実地研修に合格する必要があり、時間をかけて徹底した手順や理念を習得していきます。
 管内で本研修を実施している登録研修機関は4機関と、少ない状況で育成をしているのが現状となっています。

 このため、坂井健康福祉センターにおいて、「介護職員等による特定行為の実施のための研修制度」を創設し、介護職員等に研修を行う指導看護師の養成および介護職員等に対する質の高い研修ができる体制の構築を行い、適切な特定行為ができる介護職員等の育成を図ることとしました。

 高齢者が医療が必要となっても住み慣れた地域で安心して生活し続けられる地域づくりを目指します。
 

令和7年度指導看護師養成講習会の実施

 令和7年度介護職員等によるたんの吸引等実施のための研修指導者講習会を開催しました。
 【開催日時】
  第1回:令和7年8月22日(金)9時~17時 あわら市役所
  第2回:令和7年9月17日(水)9時~17時 坂井地区広域連合
 【参加者】

  管内病院、高齢者福祉施設・事業所等の看護師22名

  県・市・医師会・広域連合職員や栄養士、学生等12名
 

  ★22名の看護師を「坂井地区認定指導看護師」として認定しました。

   【当日の様子】
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坂井地区認定指導看護師の認定について

 今年度、「坂井地区認定指導看護師」を56名認定しました!
 国や県、民間の講習会受講者34名と、当所主催の講習会受講者22名を、
「介護職員等による喀痰吸引・経管栄養研修」実施のための「坂井地区認定指導看護師」として認定しました。 

 

  ★「坂井地区認定指導看護師」一覧はこちら  (※同意を得られた方のみ公開)

     ninnteisyo

 

坂井地区の登録研修機関について

 これまで坂井地区登録研修機関は4機関でしたが、今回の講習会等を踏まえ、新たに5機関が登録研修機関となり、人材育成体制の充実が図られています。県では、今後も坂井地区認定指導看護師全員で講義資料の作成や演習評価のポイントの確認、相談しあえる体制を整備し、より質の高い研修の実施を支援していきます。
 
 【新たな登録研修機関】
  〇ケアハイツ芦原
  〇訪問看護なるざリハビリテーション(申請手続き中)
  〇東尋坊ひまわりの丘(申請手続き中)
  〇坂井ケアセンター(申請手続き中)
  〇ライフケアはるさか(申請手続き中)

 ★福井県登録研修機関一覧 ➠ 介護職員等によるたんの吸引等の実施について(県長寿福祉課HP)
 

 

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電話番号:0776-73-0600 ファックス:0776-73-0763メール:s-fukusi-c@pref.fukui.lg.jp

〒919-0632 あわら市春宮2丁目21-17(地図・アクセス)
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