平成31年度政府予算案について

最終更新日 2018年12月26日ページID 040292

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平成31年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況

 本県が行った平成31年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況については、以下のファイルをご覧ください。

 平成31年度重点提案・要望事項に係る政府予算への反映状況 (PDF形式:261キロバイト)


 

平成31年度政府予算案についての知事談話

1 新幹線・道路・港湾等

○北陸新幹線

 金沢・敦賀間は、2022年度末の確実な開業に向け、新北陸トンネルや橋りょう、高架橋などの工事が最盛期となる。

 敦賀・大阪間は、早期の認可・着工に向け、環境アセスメントおよび建設財源の検討を迅速に進めるよう、引き続き沿線自治体と力を合わせて働きかけていく。

 

○道路整備関係

 中部縦貫自動車道は、北陸新幹線敦賀開業と同時期の全線開通に向け、長野県、岐阜県とともに今年度事業費174億円を大きく上回る本県への予算配分を強く働きかける。

 国道8号は、豪雪等の際にも物流が確保できるよう、石川県境部の4車線化の早期事業化と福井バイパスの4車線化の速やかな完成について、石川県とともに国に強く求めていく。

 

○港湾整備関係

  敦賀港鞠山南地区国際物流ターミナル岸壁延伸の2021年度中の完成に向け、本県への予算配分の増額を強く働きかけ、産業物流の効率化、企業誘致の活性化を図る。

 

○足羽川ダム

 ダム本体工事に向けた仮排水路工事や水海川導水トンネル事業等を着実に進め、流域の住民が安心して暮らせるよう早期完成を強く求めていく。

  

○防災・減災、国土強靱化対策

 本県への必要な予算配分を強く働きかけ、風水害や地震、大雪など多様な自然災害への対策を着実に進め、災害等に強い県土を目指す。

  

2 産業・教育等

○中小企業対策

 商工団体等と連携して多くの事業採択を目指し、県内中小企業の喫緊の課題である生産性向上、人手確保等に積極的に対応していく。

 

○米政策の見直しに伴う支援強化

 本県が要請してきたとおり麦、大豆、そばなどの戦略作物の交付金における現状の交付単価が維持された。品目の枠にとらわれずに、農業経営者ごとの収入全体を見て総合的に対応可能な収入保険制度とあわせ、経営の安定化を図る。

 

○農林水産業の基盤整備

 本県提案の先端技術を活用したスマート農業の実証試験が予算化されたことから、今後、県内採択を目指し、農業団体と連携して本県分を確保しながら、農業の体質強化と農家所得最大化に活かす。

 

○観光

  旅館・ホテル等の観光事業者とともに、これらの事業を積極的に活用して外国人旅行者の受入環境を整備し、新幹線開業に向けインバウンドの拡大を図る。

 

○教育・子育て

 教職員定数の改善・充実を要請した結果、働き方改革や新学習指導要領の円滑な実施に向けた教員数の増加や部活動指導員などの外部人材の拡充が認められた。

 今回の予算を活用して教員の業務改善を進めるとともに、外国人児童への支援体制を整備し、本県の教育環境を一層充実させる。

 

3 原子力関係

○もんじゅ

  廃止措置作業の工程管理を確実に行うとともに、現場において原子力機構をしっかり指導・監督していくよう国に求めていく。

 

○試験研究炉

 「もんじゅ」サイトを活用して国が整備する試験研究炉については、2020年度の概念設計に向けて、具体的な炉型の絞り込みに関する検討が始まる。エネルギー研究開発拠点化計画の改定に向け、引き続き、国が敦賀エリアに整備する原子力・エネルギーの中核的研究開発拠点において実施する施策を充実させるよう求めていく。

 

○大型巡視船の配備

  原子力発電所等へのテロへの脅威や重要事案に適切に対応するため、来年度から順次就航予定であり、敦賀港への配備による日本海側の警備体制強化を求める。

    

平成30年12月21日
 福井県知事 西川一誠

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