新聞掲載記事情報(令和5年11月号)

最終更新日 2023年11月30日ページID 054588

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新聞掲載記事(令和5年11月号)目次
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 ○福井新聞「教えて!相談員さん」
 
情報商材~「稼げる」信用しないで~  (令和5年11月21日掲載)
  ○朝日新聞「くらし110番」
 ・詐欺サイトで商品購入~代引き配達 支払う前にキャンセルを~ (令和5年11月6日掲載)

 ・ステルスマーケティング~口コミ 安易に信じないで~  (令和5年11月22日掲載)
  ○中日新聞「暮らしワンポイント」
 ・点検商法に注意~複数業者から見積もりを~ (令和5年11月8日掲載)

 

・情報商材~「稼げる」信用しないで~                

 「SNSの広告で『大企業の広告をコピーして貼り付ける仕事。所要時間30分から1時間の短時間で稼げる』とあり、サイトにアクセスしたところ、収入を得るためのノウハウが記載された情報商材を勧められた。その後、業者から電話があり『高額な報酬を得るためにサポートプランがある。料金が280万円するので、報酬が入るまで支払えないと思うが、消費者金融でお金を借り、報酬が入ったら必ず返済できる』と言われた。借金をしてまで契約するのが不安なので断りたい」との相談がありました。
 簡単に稼げるような広告を用いて、インターネット等で売買される「情報商材」を契約させ、さらに稼ぐために「サポートプラン」の契約をさせられるなどの相談が多く寄せられています。
 相談者には「お金を稼ぐために仕事をするのに、仕事をする前に借金をすることになる。また、借金を返済できる保証はないため、契約しないように」と助言しました。
 「100%元が取れる」「もうかるまでサポートする」などの業者の説明を信用しないようにしましょう。

(福井新聞「教えて!相談員さん」 令和5年11月21日掲載)

・詐欺サイトで商品購入~代引き配達 支払う前にキャンセルを~

 「ネット通販の商品が偽物だった」「商品が届かない」といった詐欺サイトの相談が多数寄せられています。相談内容は「SNSで百貨店の閉店セールの広告を見つけ、通常8万円のブランドバッグが2万円だったので注文した。代引き配達で届く予定だが、偽サイトとの書き込みをネットで見つけた。解約したい」というものです。
 商品が届き、代金を宅配業者に支払ってしまうと、「偽物」とわかっても宅配業者から返金してもらうことは困難です。注文後に怪しいと気づいたら、宅配業者に代金を支払う前に、販売業者にキャンセルの連絡をし、受け取り拒否などの対応をしましょう。
 詐欺サイトの特徴は、(1)大幅に値引きされている(2)日本語の字体や表現がおかしい(3)支払い方法が代引き配達のみになっている(4)前払いでの振込口座が個人名義になっている(5)事業者の住所や電話番号の記載がない(6)大手企業の公式HPと似た作りになっている、などです。少しでも不安を感じた場合は、注文しないようにしましょう。

(朝日新聞「くらし110番」 令和5年11月6日掲載)

・ステルスマーケティング~口コミ 安易に信じないで~

 広告であることを隠して宣伝するステルスマーケティング(ステマ)の規制が10月1日から始まりました。
 私たち消費者は、商品やサービスを購入するとき、販売会社の広告よりも、商品やサービスを利用した人の口コミを参考にすることがあります。これまでは、口コミを書いた人が一般の消費者なのか、販売会社から広告料をもらった人なのかは、区別できませんでした。
 しかし、今回の規制によって、例えばインフルエンサーが販売会社から報酬をもらってSNSで商品を紹介する場合、投稿内に「広告」や「宣伝」 などと明示することが求められるようになりました。
 消費者が特に注意しなければならないのが、「美」と「お金」に関するものです。健康食品・化粧品・エステなどで「〇〇だけでやせた」とうたったり、副業・投資で「△△だけでお金が稼げる」と宣伝したりする口コミを、うのみにするのは危険です。安易に信じないようにしましょう。

(朝日新聞「くらし110番」  令和5年11月22日掲載)

・点検商法に注意~複数業者から見積もりを~

 「屋根を点検する」と突然訪問し、高額な契約を迫る「点検商法」の相談が増えています。
 「高齢の父親が見知らぬ業者の訪問を受け、『お宅の屋根が傷んでいるから、点検してあげる』と言われた。点検後、業者は写真を見せ、『修理した方が良いから、見積もりを持ってくる』と言った。その後3人で訪れた業者から『修理は、保険の範囲内で直せる』と言われ、屋根工事と保険申請サポートの契約をした。信用できないので解約させたい」という相談がありました。
 これは、訪問販売での契約なので、クーリングオフが適用されます。相談者は、クーリングオフを書面で通知し解約できました。
 屋根の不具合は、自分で確認することは困難ですが、突然訪問してきた業者に点検や工事を依頼するのは危険です。また、「保険で修理できる」と言われても、「高額なサポート料を請求された」「工事費が高額になり保険の範囲内で収まらない」などの相談もあります。保険の話が出たら、自分で保険会社に確認することが大切です。
 工事の契約をするときは、複数の業者から見積もりを取り信頼できる業者を選びましょう。

(中日新聞「暮らしワンポイント」 令和5年11月8日掲載)

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