新聞掲載記事情報(令和7年7月号)
新聞掲載記事(令和7年7月号)目次
タイトルをクリックすると全文記事に移ります。
○福井新聞「教えて!相談員さん」
・自転車に子ども乗せ走行 ~けが多く 抱っこは厳禁~ (令和7年7月23日掲載)
○朝日新聞「くらし110番」
・旅行予約サイト ~日本?海外?運営業者確認を~ (令和7年7月4日掲載)
・アームリング付き浮き具 ~正しく着用 近くで見守り~ (令和7年7月31日掲載)
○日刊県民福井・中日新聞「暮らしワンポイント」
・夏の花火 ~子どもから目を離さないで~ (令和7年7月20日・21日掲載)
・自転車に子ども乗せ走行 ~けが多く 抱っこは厳禁~
自転車に子どもを乗せて走行する際の事故が多く発生しています。
「4歳の子どもの足がガードレールと接触し、大腿骨骨折で1か月入院した」「6歳の子どもを荷台に乗せていたら、車輪に足が巻き込まれ、アキレス腱が露出した」という事例があります。
子どもを自転車に同乗させるときは、必ず幼児用座席を使用し、シートベルトとヘルメットを適切に装着させ、身体がはみ出さないよう声掛けをしましょう。狭い通路を走行する際は、自転車から降りて歩くようにしましょう。
「抱っこひもで7か月の子どもを抱っこして走行中、子どもが転落し頭蓋骨を骨折した」という例もありました。
抱っこで自転車に乗ることは、子どもに重篤なケガを負わせる恐れがあり、大変危険です。同乗させる場合は、幼児用座席を使用するか、おんぶしなければならないと法令で定められています。抱っこして同乗させることは絶対にやめましょう。
県自転車条例では、自転車保険の加入が義務付けられています。利用する人は加入を忘れないようにしましょう。
(福井新聞「教えて!相談員さん」 令和7年7月23日掲載)
・旅行予約サイト ~日本?海外?運営業者確認を~
「海外の業者が運営する旅行予約サイトでホテルを予約し、2日後に解約を申し出たところ、『解約できない予約である。しかし、ホテル側が認めれば解約可能』と言われた。ホテルに連絡すると、宿泊予約されていないことが発覚。この旨を予約サイト業者へ伝えたが、解約してもらえない。ホテルに宿泊の予約がされていないのに、解約できないのは納得できない」との相談がありました。
センターから予約サイトに連絡したところ、「提携旅行業者経由の契約で、その業者との連携がうまくいかず手続きが遅れていた。早急に解約の処理をする」との回答があり、後日解約されました。
海外の業者が運営する予約サイトの場合、日本の旅行業法の適用がなく、標準約款に基づく処理をしてもらえない場合がほとんどです。予約する際、サイト運営業者が、日本の業者か海外の業者かを確認し、申し込み後に送られてくる予約確認メールは大切に保管しましょう。
(朝日新聞 「くらし110番」令和7年7月4日掲載)
・アームリング付き浮き具 ~正しく着用 近くで見守り~
夏休みは、家族や友人と海水浴に出かける機会が多くなるため、子どもの溺水事故に注意が必要です。
たとえば3歳の子どもが、遊戯用補助具として販売されていた「アームリング付き浮き具」を着用してプールで遊んでいたところ、保護者が目を離した隙に溺水したという例があります。
遊戯用補助具は、左右のアームリングと胸部の浮き具が一体となっており、浮力体を胸側にして着用するものですが、事故時は浮力体を背中側に着用していました。浮力体を背中側にすると、水面でうつ伏せになり溺水するおそれがあります。取扱説明書を確認し正しく着用しましょう。
また、アームリング付き浮き具は、ライフジャケットとは異なり、命を守るためのものではありません。海、川、湖では、子どもの身体に適したサイズのライフジャケットを着用するようにしましょう。
保護者は、子どもにすぐ手を差し伸べられる距離で見守るよう注意し、事故のない楽しい夏を過ごしましょう。
(朝日新聞 「くらし110番」令和7年7月31日掲載)
・夏の花火 ~子どもから目を離さないで~
夏は花火が楽しい季節ですが、子どもが花火で遊んでいる時に、やけどを負う事故があります。
事例(1) 3歳の子どもが持っていた花火が、サンダルの上に落ち、右足の指と足の裏にやけどをした。
事例(2) 6歳の子どもが花火を振り回した直後、風で火花がスカートに飛んで着火し、燃え上がった。保護者がはたいても火が消えず、服を脱がせたが右太ももにやけどを負った。
花火による子どものやけどは、特に1歳から3歳で多くなっています。花火で遊ばせる際は必ず大人が付き添い、3歳以下の子どもに花火を持たせることはやめましょう。
肌の露出が多い服や履物はやけどの危険性が高く、裾が広がった服やスカートは着火する危険もあります。服装に注意し、着衣に着火した場合は、絶対に走らず、火を消すための対処法として「止まって、倒れて、転がる」ということを覚えておきましょう。
風が強い日は、花火の燃えカスが身体に当たることや、衣服に燃え移ることがあるので、花火で遊ばないようにしましょう。消火用の水を用意し、花火が消えたらすぐに水につけることも大切です。注意を守って、事故のない楽しい夏を過ごしましょう。
(日刊県民福井・中日新聞「暮らしワンポイント」 令和7年7月20日・21日掲載)
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