脱炭素の推進に向けた支援について
カーボンニュートラルとは
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」 を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減ならびに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
なぜカーボンニュートラルを目指すのか
世界の平均気温は2020年時点で、工業化以前(1850~1900年)と比べ、既に約1.1℃上昇したことが示されています。このままの状況が続けば、更なる気温上昇が予測されています。
近年、国内外で様々な気象災害が発生しています。気候変動に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクが更に高まることが予想されています。日本においても、農林水産業、水資源、自然生態系、自然災害、健康、産業・経済活動等への影響が出ると指摘されています。
気候変動の原因となっている温室効果ガスは、経済活動・日常生活に伴い排出されています。国民一人ひとりの衣食住や移動といったライフスタイルに起因する温室効果ガスが我が国全体の排出量の約6割を占めるという分析もあります。
将来の世代も安心して暮らせる、持続可能な経済社会をつくるため、今から、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、取り組む必要があります。
【関連リンク】環境問題をわかりやすく(国立環境研究所)
経営専門家の皆様を対象とした脱炭素セミナーを開催しました
県では、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、脱炭素の推進施策を進めています。
この度、脱炭素化を進めたい県内企業をサポートしていくため、経営専門家(産業支援団体、士業、金融機関など)の皆様を対象とした脱炭素セミナーを、1月23日(月)にオンラインにて開催しました。当日は、70名近くの経営専門家の皆様にご参加いただき、経済産業省近畿経済産業局の基調講演の他、補助金情報や専門支援など、関係機関から取組みをご紹介いただきました。
経営専門家向けとして開催しましたが、広く企業の方にもご覧いただきたく、セミナー動画を3月末まで一般公開しておりますので、セミナー資料と合わせて下記リンクよりご覧ください。
【リンク先】(動画)公開終了しました
(資料)こちら
○セミナー内容
・基調講演
「経営専門家に期待するカーボンニュートラルに向けた役割~事業者サポートはじめの一歩~」
経済産業省近畿経済産業局新エネルギー推進室長 日村健二 氏
・取組み紹介
環境省中部地方環境事務所、独立行政法人中小企業基盤整備機構
一般社団法人ふくいエネルギーマネージメント協会、福井県
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- 福井県カーボンニュートラルポータルサイト(新しいウィンドウが開きます)
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