開催日　：　平成30年５月7日（月）

会　場　：　敦賀市

概　要　：
　産業界、電力事業者、大学、研究機関、国、県および地元自治体のトップが参加する「エネルギー研究開発拠点化推進会議」が開催されました。

　西川知事は、冒頭のあいさつの中で、計画において中核的な役割が期待されていた「もんじゅ」が廃止措置に移行したことを述べました。また、平成３０年度中には、エネルギー基本計画の見直しに加え、国が新たに整備する試験研究炉に係る検討が深められるとともに、敦賀エリアにおいて実施する施策が具体化されるなど、原子力研究・人材育成に関する国の方針が概ね出揃うことから、来年度中に拠点化計画を見直す考えを示しました。
　会議において、国からは「もんじゅ」の廃止措置に係る地域振興策の検討状況について報告があり、地元の委員からは、国に対し、即効性のある経済対策の実施や、原子力人材育成が極めて重要であり国がはっきり社会に見える形で支援や情報発信をすべき、との意見が出されました。
　最後に西川知事は、拠点化計画の見直しに向けて、新幹線の敦賀開通を控えるなど嶺南地域のポテンシャルが高くなっていることを挙げ、地域の新たな将来像を描いていく姿勢を示しました。