開催日　：　平成27年3月15日（日）

会　 場　： 福井市

概　 要　：

　第18回「ふくい風花随筆文学賞」授賞式が、3月15日（日）、福井県立図書館多目的ホールで開催されました。

　この文学賞は、福井県出身の芥川賞作家・津村節子氏にちなんだもので、国内外から前回を3割上回る3,939編の応募がありました。ふるさと文学館のオープンに伴い、会場を初めて県立図書館に移した授賞式には、受賞者11名や特別審査委員長の津村節子氏、来賓の西川知事、文学賞の運営に携わられた方々のほか、今年度から新たに一般参加者も加わり、約120名が出席して、賞の授与や津村氏による選評、岩波書店前社長山口昭男氏による記念講演会等が行われました。

　西川知事は、あいさつで「福井県は多くの作家を輩出しており、2月に開館した県ふるさと文学館でも、福井ゆかりの作家や作品を通じて、県民の皆様に文学に親しんでもらいたいと考えている。風花随筆文学賞を含めた文学館の活動に、今後ともご支援・ご協力をお願いしたい」と述べました。