開催日　：　平成27年11月9日（月）

会　場　：　福井市

概　 要　： 
　平成２７年度近畿地方治水大会が、１１月９日（月）、福井県県民ホールで開催されました。
　この大会は水害から国民の生命、財産を守り、安全で快適な生活環境の確保を図るため、近畿各府県の総意を集結して国へ働きかけることによって、治水事業の強力な推進とともに災害発生時の速やかな対応並びに多様な治水対策措置などを推進していくことを目的としており、国会議員、県議会議員、各府県関係者など約３３０人が参加しました。
　西川知事は、開会の主催者あいさつで「治水事業は住民の生活の安全・安心を守る最も根幹的な事業であり、これからは堤防等のハード面の整備を着実に進めることにより災害に対し一定の安全度を確保するとともに、それを上回る災害に対しては減災を意識したソフト対策を重ね合わせて、都市計画等とも関係付けながら、人命の損失や社会インフラの機能麻痺を防ぐことが重要である」と述べました。
　大会では、京都大学教授の中北英一先生による「気候変動における影響評価と適応について」と題した講演の他、出席した市町村長による発表等が行われました。