ロシアタンカーの重油流出事故から１０年を経過したことを契機に、美しい日本海によみがえったことを感謝し、美しい海やボランティアの心を未来へつなげようと「ロシアタンカー油流出事故１０周年のつどい」が、６月３日、みくに文化未来館で行われました。
　映像で当時を振り返りながらの関係者の発表や三国中学校の合唱、日本水フォーラム相談役の尾田栄章氏による記念講演や重油災害をきっかけにした活動・取組発表などが行われました。
　開会にあたり、西川知事は、「重油災害をきっかけに、ボランティアと行政が力を合わせる「福井方式」が出来上がった。いざというとき県民一人ひとりが立ち上がれるボランティア日本一の県にしていきたい」とあいさつしました。
　その後、三国サンセットビーチへ移動し、海岸清掃を行いました。付近の学校や企業、家族連れら参加者は、袋いっぱいにゴミを集めながら、美しい海やボランティアの心を大切にしていこうと思いを新たにしていました。