６月４日、西川知事は、国土交通省近畿地方整備局の布村局長と、県内の道路整備や中心市街地の活性化、防災対策などについて意見を交わしました。
　西川知事は、中部縦貫自動車道や舞鶴若狭自動車道などの高速交通ネットワークの整備、災害対策などについて県の取組み状況を説明した上で、中部縦貫自動車道の「道路整備の中期的な計画」への確実な組入れや上志比・勝山間の平成２０年度中の開通を強く要請するとともに、中部縦貫自動車道や足羽川ダムなどの直轄事業について、スピード感を持って事業を進めていくよう求めました。
　一方、布村局長は、「道路整備の中期的な計画」のスケジュールについて、今後、国民の意見を聴取して年内に計画を作成していくことや、福井豪雨に伴う日野川激甚災害特別緊急事業が平成１９年度中に完了する予定であることを説明しました。
　この他、「福井県はいろいろなものが大きな変わり目の時期」であるとの認識が一致し、各種課題に一層連携して取り組んでいくことを確認し合いました。