働く人全体の所得や生活水準を引き上げつつ、格差の固定化を防止することを目指して、政府は「成長力底上げ戦略」を策定し、この戦略の推進のため、全国４７都道府県に「成長力底上げ戦略推進円卓会議」を設置することが決定されました。
　本県では第１回の円卓会議が、県内の産業、労働、福祉、教育の関係者等２３人が参加して開催され、西川知事が出席しました。
　会議の中で、西川知事は、これまで精力的に雇用創出に取り組み、完全失業率が全国一低くなるなど本県の雇用情勢が全国トップレベルとなったことを紹介しました。
　また、労働力人口の減少や非正規社員の増加が新たな課題と指摘し、企業誘致などで雇用を創出し県外からの帰住を促進するとともに、女性活躍支援センターの設置などにより女性を総合的に支援するとともに職業訓練や資格の取得など、キャリアアップ支援をしていくことが重要であるとの意見を述べました。
　今後も会議が開催され、次回会議は８月頃開催予定です。