６月２１日、西川知事は、日本商工会議所に招かれ、平成１９年３月に策定した「福井県のまちづくりの基本的な方針」について講演を行いました。
　これは、国の「まちづくり三法」の改正により大規模集客施設の立地規制が強化される中で、県の実情に合わせて、県と市町が連携し、大規模集客施設の立地規制を行うとともに、規制を緩和する際には、県が広域的な調整を行うこととし、県が同意する場合の基準をあらかじめ示したもので、この基準を示しているのは、本県のほかには、北海道、秋田県など５道府県のみです。
　西川知事は、年間商品販売額の状況から福井県の商業は郊外化が全国で最も進んでいる一方で、県庁・市役所・百貨店・主要駅が全国一近接していることなどを説明した上で、人口減少・少子高齢社会を迎えて、これ以上の郊外化を抑え、コンパクトで個性豊かなまちづくりを推進していくことが必要であると訴えました。