女性活躍社会の実現に向け、西川知事が県内の様々な分野で働く女性たちと意見交換を行う第１回の「女性活躍会議」が、７月２０日、福井県医師会館で開催されました。女性医師８人が参加し、仕事や家庭、社会について語り合いました。
　参加者からは、「医学生の４割を女性が占めており、研修医が引き続き福井で活躍できるよう、病院内の環境を整えることが重要である」、「医師確保の観点から、退職した女性医師の実態把握が必要である」、「女性医師が働きやすい環境にあることが、安定した医療の提供につながる」といった意見や、女性医師が働きやすい病院を認証しているＮＰＯ法人の活動を紹介する提案がありました。
　西川知事は、「医療の現場から長く離れずに、いかに仕事と子育てとを両立していくかが女性医師の働き方の大きなテーマであると感じた。何が必要なのかを協議し、できる限り充実を図っていきたい」と述べました。