中部圏知事会議が滋賀県長浜市で開催され、福井県をはじめ、富山県、石川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県および名古屋市の９県１市の知事等が参加しました。
　会議では、「広域観光の推進」および「地球温暖化対策の推進に向けた取組」を協議話題として意見交換が行われました。
　西川知事は、「広域観光の推進」について、中部圏における広域観光を一層推進するため、中京方面から敦賀への新快速電車の乗り入れ実現を提案しました。また、「地球温暖化対策の推進に向けた取組」については、本県の県民運動「ＬＯＶＥ・アース・ふくい」を紹介し、さらに、今年度からの取組として、車から公共交通機関への転換を図る「カー・セーブ戦略」などの新しい考え方についても各県での取組の参考として併せて紹介しました。
　その後、当面する緊急課題の国への提言について協議が行われ、西川知事は、本県が提案した「原子力発電所の耐震安全性等についての緊急提言」について、原子力発電所の耐震安全性の強化、耐震余裕度の確保について、その趣旨を説明し、了承を得ました。このほか、「北陸新幹線の早期全線建設についての緊急提言」など、２５本の提言が決定されました。