福井市の科学技術高等学校が創立百周年を迎え、１１月１０日（土）、同校体育館で記念式典が開催されました。在校生をはじめ、関係者約８００名が出席し、一世紀の歴史と伝統を振り返りながら、同校のさらなる発展に向け決意を新たにしました。
　西川知事は、来賓として出席し、「科学技術高校の生徒の皆さんは、地区の公民館活動や小学校のイベントなどの際に、ボランティアとして応援に来ていただき、感謝しています。また、皆さんは、福井県の科学や技術の先頭に立っています」と祝辞を述べ、最後に、「私たちは、すぐに目標に達することはできません。それでも、失敗を教訓にしながら、少しずつ目標に近づいていくことが大事だと考えます。皆さんも、自身の目標を持っていただき、科学技術高等学校の卒業生であることが誇りとなるよう、努力してください」と在校生に呼びかけました。
　この後、俳優の八名信夫さんによる記念講演や桂米助さんらによる記念寄席が行われました。