親や保育者が一同に会し、温かい、ぬくもりのある生活の仕方についての研鑽を目的として、第３９回福井県民間保育園大会「フェスタ・ほいく福井in敦賀２００７」が敦賀短期大学で開催されました。
　県内民間保育園の園長、保育士、保護者など約６００人が参加し、永年勤続職員表彰やシャンソン歌手で料理愛好家の平野レミ先生による講演などが行われました。
　西川知事は、開会式で「皆さま方保育関係者のきめ細かな保育サービスの提供などにより、深刻な少子化の中、本県の合計特殊出生率はトップレベルとなっています。今年度からは、本県独自の施策で子育て中の家族を社会全体で支援する「ママ・ファースト運動」や『キッズデザイン「子どものまち」づくり事業』に取り組んでいるところです。この他、私は、政府の「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議の委員を務めており、その会議の場において、少子化対策は国の役割であり、広く社会全体で負担する必要があることを訴えています。皆さまには、この大会で、保育のあり方について活発に意見を交換され、子育ての責任がしっかりと家庭に根付くようご尽力をお願いしたい」とあいさつしました。