福井県保育士会の結成５０年を記念した大会が、１１月１８日（日）、フェニックス・プラザで開催されました。核家族化、少子化、児童虐待など、子どもと子育てをとりまく環境が変わる中、「新たな旅立ち」をテーマに掲げ、県内の保育関係者約１,７００人が参加しました。
　記念大会では、「こどものかお　カオ　顔」をテーマにした写真コンテスト表彰や作家の中山千夏さんによる講演などが行われました。
　西川知事は、来賓として出席し、「本県の合計特殊出生率は１．５０と全国でもトップレベルとなっています。そのようなことから私は、国の「子どもと家族を応援する日本」重点戦略会議の委員を務めており、その会議の場において、福井県の進んだ施策や考え方を訴えております。また、これからの取組みとして、子育て中の家族を社会全体で支援する「ママ・ファースト運動」やまち全体が子どもにやさしいまちづくりを地域と共に展開していきます。この他、全国で８割も待機児童がいる中、本県は待機児童がいない数少ない県であり、その基盤を支えていただいている保育士の皆さまの処遇改善にも努力していきます」とあいさつしました。