「第１回ふくいの農業を考える会」が、２月８日（金）、国際交流会館で開催されました。
　この会は、米の消費が減少を続け、国の水田経営所得安定対策等による農政の改革が進む中、水田農業を基幹とした本県の農業は新たな局面を迎えているため、農業者や食品産業関係者等による多様な意見を踏まえ課題を明確化し、本県農業の進むべき方向を協議するため開催するものです。
　西川知事は、「日本の農業は大きな転換点に立っていますが、国の政策は地域の実態や日本の農業の現状に必ずしも合致していません。本県の農業の課題はどこにあって、その課題解決のために何をすべきかを真剣に考えたいと思います。また、農林水産業のみならず、他産業との連携や県民の健康など、幅広い分野を見据えて行動することが必要です。福井県の豊かさを支えているのは農業と農業に携わる地域社会であり、様々な問題について率直にご意見をいただきたい」とあいさつしました。