県のエネルギー研究開発拠点化計画の一環で、敦賀市に設置する県内大学と関西・中京圏の大学との広域連携拠点の具体化に向けた検討委員会の初会合が、３月１５日（土）、福井大学で行われました。拠点となる「福井大学附属国際原子力工学研究所」（仮称）を来年４月に設立する方針を確認した上で、設立準備部会を早期に立ち上げ、研究所の規模や研究テーマなどを検討することを決めました。
　西川知事は、来賓として出席し、「この構想は、原子力分野等の人材育成および研究開発を行うことにより、平成１８年８月に国が策定した原子力立国計画の実現に寄与するとともに、アジア諸国をはじめとした世界各国の原子力人材の育成にも貢献するものであり、様々な原子炉が集積する本県において、何としても実現しなければなりません」とあいさつしました。