概　 要　：
　４月２５日（土）、平成２１年度の児童福祉推進大会が県生活学習館で開催されました。この大会は５月５日の「こどもの日」から始まる児童福祉週間を前に、児童健全育成の推進と児童福祉意識の高揚を図るため、毎年県が開催しているものです。

　開会式で西川知事は、「福井県は、合計特殊出生率が全国トップレベルであり、全国学力テストでも最上位になるなど、子育て支援の先進県として全国の自治体や報道機関から大きな注目を集めています。今年度には『福井県元気な子ども・子育て応援計画』を改定し、引き続き子育て応援システム日本一の福井県を目指します。本日の大会を通して、母親だけでなく父親も育児に携わり、家族みんなで過ごす機会の重要性を認識していただくとともに、家族がふれあいともに過ごす『家族時間』が増える契機にしていただきたい」とあいさつしました。

　大会には母親クラブ会員、保育士、父親など約５５０人が参加。児童福祉関係者の表彰に続いて「父親の子育て力向上推進事業」の取組み事例の発表と仁愛大学教授の生田貞子先生による「『親として育つ、親と共に育つ』～モンスターペアレント現象を通して～」と題した講演が行われました。