概　 要　：
　５月１８日（月）、全国粒子線治療促進協議会の設立総会が東京都内のホテルで開催され、本県の西川知事をはじめ、粒子線がん治療施設を導入または計画している全国１４の県・市の代表が参加しました。この協議会は、従来組織されていた「粒子線治療施設普及研究会」を発展的に解消し、新たに設立されたもので、今後、粒子線治療に関する要望活動や普及活動、施設運営に関する課題研究などを推進していきます。

　冒頭、協議会の名称と西川知事の会長就任について満場一致で承認され、西川知事は会長として「これから当協議会の活動を基に、粒子線治療を全国に普及させ、どの自治体も日本一の施設を目指して、切磋琢磨していきたい」とあいさつしました。

　また、国に対して粒子線治療の医療保険適用を求める要望書が取りまとめられ、会議後には、西川知事らが厚生労働省を訪れて、水田邦雄保険局長に要望書を手渡し、早期の保険適用を要請しました。