概　 要　：
　６月１１日（木）、福井県防災会議が県庁で開催され、国や県、警察、消防など、関係機関約５０人が出席しました。

　西川知事は、会議のあいさつの中で、「最近、異常気象による被害が多発しており、特にゲリラ豪雨と呼ばれる短時間の局地的豪雨に対する危険箇所の対応や、昨年発生した岩手・宮城内陸地震からの教訓等を踏まえた孤立集落への対応を図っていくことが重要である。今後とも防災関係機関相互の連携や県の防災体制の充実・強化を図り、災害の予防、被害の最小化に向けて努めていきたい」と述べました。

　会議では、県地域防災計画の主な修正事項として、ゲリラ豪雨に備えて河川公園などの親水施設でパトロールを実施することや、岩手・宮城内陸地震からの教訓等を踏まえ、災害時における衛星携帯電話の配備や救出活動時の防災ヘリコプターの活用等を明記することが全員一致で承認されました。

　また、今年秋に実施予定の近畿府県合同防災訓練の概要や足羽川河川激甚災害対策特別緊急事業の進捗などが報告されました。