概　 要　：
　県と内閣府の共催による「『家族・地域のきずな』フォーラム全国大会福井」が、１１月１５日（日）、県生活学習館で開催されました。

　この大会は、少子化の急速な進行の中にあって国民が自ら望むような結婚ができ、子どもを生み育てることができる社会にしていくとともに、子どもを育む家族の素晴らしさや価値を再確認する目的で行われ、行政、育児関係者ら県内外から約４４０人が参加しました。

　大会には福島みずほ内閣府特命担当大臣も出席され、「家族・地域のきずな」に関する作品コンクールの表彰式や講演、バルセロナ五輪のシンクロナイズドスイミング銅メダリストの奥野史子さんを招いたパネル討論など、多彩な催しが行われ、参加者は、社会全体で子育てを支える家族の大切さについて考えました。

　西川知事は、主催者の一人としてあいさつし、「本県はこれまで『子育てシステム日本一』を目指し、様々な施策を展開してきた。その結果、合計特殊出生率は全国で唯一４年連続で上昇し、また子どもたちの学力・体力も全国で最上位となっている。本日は皆さんからいろんな意見をいただき、今後の施策に反映させていきたいと考えている。このフォーラムで出された意見を家庭や地域、職場に持ち帰り、これからの課題に対応していただきたい」とあいさつしました。