概　 要　：
　平成１７年３月に策定した「エネルギー研究開発拠点化計画」を着実かつ円滑に推進するため、産業界、事業者、大学・研究機関、国、県および地元自治体等のトップが参加する「エネルギー研究開発拠点化推進会議」が、１１月１５日（日）、若狭湾エネルギー研究センターで開催されました。

　この会議は、今回で５回目。拠点化計画における各機関の取組みの進捗と今後の方針について説明が行われた後、アジアをはじめとする国際的な原子力人材育成や、地域の研究開発、産業振興について意見交換を行い、平成２２年度の推進方針を決定しました。

　西川知事は、冒頭のあいさつで、「拠点化計画は策定から約５年が経ち、具体的に県民に見える形で施設や研究機能を充実していかなければならない。また、新たな産業の誘致も重要であり、拠点化計画の枠を超え、関係機関が主体となって実施することが必要である」と述べ、委員に更なる積極的な取組みを呼びかけました。