概　 要　：
　全国有数の車社会である福井県において、車利用から健康や環境面で優位にある自転車利用への転換を推進しようと、１１月１７日（火）、「バイコロジー・シンポジウム２００９　ｉｎ　ふくい」がアオッサで開催され、県内外から約２５０名が参加しました。

　西川知事は、「『健康長寿の福井』で自転車の復活にチャレンジ」と題して講演。その中で、ヨーロッパにおける先進的な自転車事情の紹介を交えながら、県が進める健康バイコロジー運動や自転車関連施策について解説するとともに、学校を卒業すると自転車からも卒業してクルマにばかり乗るという現状に問題があると指摘し、「生活の中に自転車を復活するのが必要」と訴えました。

　また、シンポジウムに先立ち、福井鐵工（株）からカフェ・バイクの寄贈を受けました。贈呈式で、西川知事は「自転車の魅力をもっと多くの人に伝えるための広告塔として、福井県あるいは日本を又にかけて走って欲しい」とあいさつしました。