概　 要　：
　自治体病院全国大会２００９「地域医療再生フォーラム」が、１１月２６日（木）、東京・港区のベルサール六本木で開催されました。同フォーラムは、全国自治体病院開設者協議会など１０団体が、地域医療の確保に向けた諸施策を推進するために開催したものです。

　全国自治体病院開設者協議会の会長である西川知事は、主催者としてあいさつし、「自治体病院を取り巻く環境は、勤務医不足や診療報酬のマイナス改定など、一層厳しさを増しています。本日のフォーラムが地域医療を安定的かつ継続的に担っていくための諸施策を考え行動する契機となることを期待します」と述べました。

　また、フォーラム終了後、西川知事は、自治体病院の院長等で構成する全国自治体病院協議会と合同で、医師の地域偏在・診療科偏在解消のための仕組みづくり、自治体病院の診療機能を適切に評価した診療報酬体系の見直し、さらに粒子線治療など新しい放射線治療への保険適用などを求め、民主党副幹事長や総務大臣政務官に対して要請活動を行いました。