概　 要　：
　家庭や地域での交通安全母親活動の一層の活性化を図り、子どもや高齢者の交通事故を防止する「福井県交通安全母親活動推進大会」が、１１月２９日（日）、福井市の県自治会館で開催されました。今回は、福井県交通安全母の会連合会の創立３５周年記念大会も兼ねて行われ、参加者は３５年の歩みを振り返るとともに、交通事故抑止への意識を改めて高めました。

　西川知事は来賓として出席し、「県では３Ｓ運動の推進に加え、本年４月に策定した『安全・安心ふくい実現プラン』に基づき、通行車両の速度調査を行い、スロードライブを推進している。交通事故を防止するため、交通安全母の会の皆様には、高齢者を対象とした交通安全講習会や反射材の取付活動など、母親の立場から熱心に御活動いただいていることに改めて感謝するとともに、今後も引き続き交通事故抑止に御協力いただきたい」と祝辞を述べました。

　また、西川知事は、多年にわたり交通安全母親活動に特に顕著な功績のあった個人に対して感謝状を手渡し、その功績をたたえました。

　大会では、活動発表や記念講演などが行われ、最後に「今後も交通事故の絶滅に向けた母親活動を力強く展開し、安全で安心な福井を実現する」という宣言を採択し、閉幕しました。